7月4日(月)、5日(火)は、東京からの御来光ツアー。
今シーズンの富士山、1本目の仕事です。
この富士山ツアー、お客様にとっては日程フィックスなので、多少の雨でも登ることになります。
「一生に一度!」という覚悟で来る方はもちろんですが、挫けることが大嫌いな参加者は台風のような嵐でも諦めきれなかったり。
今回は、8合目の山小屋出発時に、瞬間風速30m以上の暴風雨。
さすがに、夜間登山は危険が大きく、山頂御来光の可能性もほとんど無い、ということに。
というわけで、山頂御来光は諦めて頂き、再度仮眠。
そして、明るい時間に、嵐の山頂アタック!(とはいえ、瞬間風速30mは変わらず・・・)
朝になっても、登山者全体で9割が敗退するような嵐。
が、我々のツアーでは希望者だけは無事に登頂することが出来ました。
ちなみに、嵐のアタック希望者を募る際の説明は、「間違いなく、ものすごくツライ」、「御来光は、まず見えない」、「頑張っても、途中敗退7割くらい」ということを情熱的に伝えます。
「それでも、可能性のある限り登りたい!」という熱い方が半数以上!
驚きの中で、感動すら覚えます!
本当に登れて良かったです。
アタックを断念された方も、また天気の良い日に来て欲しいですね。
富士山は、独立峰で風も強いので、雨具は山用のしっかりしたものでなければ太刀打ちできません。
コンビニなどのビニール雨具、上から被るポンチョ、風通しの良いゴルフ用雨具、なんかは厳禁ですよ!
僕も、富士山が始まる前には、毎年安めの雨具を新調しています。