8月3日(土)は、ランナウト元スタッフのミツル氏と奥秩父の竜喰谷。
もともと、僕なんかより登れるボルダラーですが、元々ナチュラル志向が強くて、今シーズンから沢登りを始めるというので。
<ウォームアップ的な小滝>
今回は、半分お付き合いだったんですが、蓋を開けてみれば楽しい楽しい!・3~7mくらいの滝を、ボルダー感覚で越えて行くのも、ちょっと手強い感じで楽しい。
・2回ほどロープを出す滝も、カムを決めたりしながら、アルパインチックで楽しい。
・ナメ床を歩くのも、岩登りでは味わえない自然との触れ合い。
・泳いだり、水流に打たれたり、
「えー、マジかよー。」
を連発。
<シャワークライム>
沢登りは、
・ボルダー能力
・核心部でのアルパインチックな登攀力
・ロープワークの手際
・地図読み
・休憩などの基本的な登山技術
・ゴーロ歩き
などなどの、総合力が求められます。
<トポに書かれたラインより、もっ水線に近い登攀ラインで登れた>
ちょっとした関門を手際よく通過する度に、
「自分って、結構うまいかも(笑)」
と、テンションも上がります。
<時間が余りそうだったので、小滝も目一杯に攻撃的なラインで遊ぶ>
「自分は、アルパインクライマーじゃないなぁ。」
とは思うものの、スポーツクライミングでグレードを追いかけるのも、飽きっぽいし。
最近は、何を目指しているんだか、自分でもよく分からない感じです。
<今回、唯一の泳ぎ>
でも、こうやって総合力を試されるような山行は大好きです。
そして、そこでチョットできないことがあると、「そこを補強したいなぁ」と感じます。
今回で言えば、ゴーロ歩きでしょっちゅうコケていたのが課題でした。
<ミツル君も、ロープを出さない小滝なら、ボルダー能力をフル活用できます>
なんだか、とにかくハイレベルな山行というよりも、なんとなく自分が思い描く強い山屋さんを目指している感じかもしれません。
しばらくは、こんな感じで登って行きますか。
山行記録
8:30 入渓
13:05 大常木林道に到着
15:10 車に到着
沢登り3回目というミツル君。
ゴーロ歩きと登攀力は、かなり良い感じ。
スピーディーに遡行できました。