本日の山の知り合いを増やす会、開催決定とします。
電車が止まるほどのことは、どうやら無さそうな予報ですね。
8月26日(金)は、クラックリード講習にて、湯川。
女性NBさん、女性MTさん。
MTさんの本気トライ、無名フィンガー(5.10a)です。ちょっとビビりながらも、
「行ける所まで、やってみます。」
と言ってスタート。
さて、スタートして5mほどでスリップフォール。
カムも5本ほど決めてあり(だいぶ慎重派に変貌しました)、ロープにぶら下がっております。
「で、ここからどうします?」
と質問したら、ノープランだったそうです。
プラン①
カムエイドで、敗退。あとで、もう1トライする。
プラン②
ジムやボルトルートと同じく、ハングドッグでムーヴ解決しながら、トップアウト。次のR.P.トライに繋げる。最悪、出来ないセクションは、カムエイドで通過。
プラン③
カム残置で、敗退。裏から回って、懸垂下降でカムを回収。
という3つを提示したら、プラン②を選んでいただきました。
考えてみたら、何も特別なことではありません。
ただ、ジムならどこでも簡単にロワーダウン出来ますよね。
ボルトルートでも、とりあえずヌンチャク残置して降りても、次のトライで回収するのもアリですよね。
夕刻迫っているときだけ、残置するリスクを考えれば良い訳です。
だから、クラック以前の方は、この辺のプランがちょっと甘いのも仕方ないのかなと。
こういうことも分かった上で、ちょっとだけスポーツ的にも頑張ってみる。
クラックが、“スポーツクライミングと山でのクライミングの中間”と言われる所以でもあると思います。
具体的な講習内容
・ジャミングのコツ(膨らませるタイミング、引く方向と脇を締めるフォームを合致させる、など)
・地上でのカムセット練習
・リードで落ちる練習(MTさん)
・実践本気トライ
MTさん:無名フィンガー(5.10a) テンション掛けつつムーヴ解決
・疑似リード
NBさん:草餅(5.8)
MTさんは、今回でクラックリード講習を卒業といたしました。
御本人も「えー、まだ私学びたいんですけど。」というお言葉でした。
もちろん、どうぞ来て下さいませ。