8月25日(木)はクラックリード講習にて、小川山。
男性TUさん、女性SMさん、復習参加の女性KIさん。
<お姫様岩>
本気トライ中のカムセットなど、総合的な安全管理能力を問うのですが、TUさんは講師の意図を読むレベルで分かってます(笑)。
錫杖の開拓とかもやっている人で、ジャミングが苦手過ぎて当塾に来てくれたという話ですから、私から卒業認定するのもおこがましい気がするぐらい。
SMさんは、カムセットはまずまずなんですが、普通のリード技術に問題が色々。
ロープを足に絡ませないような注意、フォール態勢を意識すること、など。
本当は、これが出来ないのに突っ込むなんて、ダメです。
ただ、しばらくはTUさんの監督下でリードするでしょうから徐々に改善できると思います。
<乾きは抜群>
「えー、あと1回は受けようと思っていたんですが。御迷惑ですか?」
という質問が。
そんなことは、一切ありません。
卒業は、
「今まで自力でクラックに行くのは、僕から見るとあんまりオススメできなかった。これからは、積極的にオンサイトトライして欲しい。」
という程度の話。
<抜け口のムーヴに悩む>
で、自分で登っていれば、試行錯誤で覚えることも多いでしょう。
ただ、そこで時たま講習を交えてもらうのも、面白いと思います。
カムセットの検討会とか、ジャミングの仕組みを考えることとか、リードで落ちる練習とか、普段はやらないですよねー。
むしろ、自分で行くようになってからこそ、実践的な質問もあるでしょう。
<SMさんもリードトライ>
「まだ、自分で行くにはチョット怖い。あと、1回とか2回、人より余計に受けてから自力で行っても良いですか?」
という人も居たって良いと思います。
ただ、こちらの方は、講習ばっかりで自分で登りに行く比率が低すぎる人は、結局は自立したクライマーではないと思います。
でも、卒業しても怖すぎて岩場に行けないよりは、講習監督下で本気トライの練習を積んだ方が遥かにマシだと思います。色々考えて、ご利用ください。
<2トライ目で、R.P.>
自立したクライマーを目指すのではなく、一応は自立したクライマーの補講するのも、私にとっては興味深い内容なんですよねー。
話は変わりますが、KIさんは高所作業の安全管理が、ボンヤリしていて危なっかしいという弱点が分かりました。こういうエリアで登るときは、今後気を付けてくださいませ。