昨日、7月31日(日)の夜に、富士山から帰宅しました。
山自体は空いていましたが、ガイド不足で、3週間1度も八王子に帰宅せずでした。
今年も、自分の成長を感じることができました。
5合目出発前の持病確認で、昨年までよりも自己申告してくれるお客様が増えたとか。
僅かながら、歩き方のコツを説明するのが上達したようだとか。
お客様に、先の見通しを説明するのが上達したとか。
山小屋、旅行会社、などの富士山で働く様々な業種の人達との付き合い方が、年々マシになるとか。
総じて、ちょっとだけ登頂率も上がったように思いました。
一方で、下山後に1名のお客様が怒っているという明らかな失敗もしました。
これは、ガイドへの2日間の不快感が積もり積もったものだったと思います。
このときは、他のお客様からも不満を感じるところがあり、学級崩壊を連想させる苦しいツアーとなりました。
他にも、布団に倒れこみたくなるような1日も何度かありました。
往々にして、自分の不甲斐なさを噛みしめる日も多かったです。
富士山は、私にとっては修行の場です。
ツアー1本ごとに、3日くらい休みが欲しいほど精神がすり減ります。
命懸け、という気持ちですね。
ただ、それに見合っただけの経験は積めているような気がします。
そのため、今日は死んだようにボーっとしていましたが。
まだまだ、仲間達は残り1ヶ月を戦います。
本当に、頑張って欲しいです。