6月1日(木)は、1コマ目でムーヴLv.0。
女性KJさん、新規男性TBさん、新規男性OZさん、新規女性ODさん。
2コマ目でリード1回目。
OZさんが連続参加、女性TMさん、女性MYさん。
手順を意図せず飛ばしてしまうことが多い人、っていうのが時々います。ジムで一番易しいルートは、大抵は「右、左、右、左、・・・」とホールドが並んでおり、マッチ、持ち替え、飛ばし、などの手順の工夫を求める箇所は、全体のごく一部ということが多いです。
まぁ、これは恐らく初心者に対する教育的配慮だと思います。手順を読む、というパズル要素を段階的に育ててあげよう、というものです。
(5.11とかになると、見た目とは裏腹な手順、チクタクのように複雑な手順、なども出て来ます。)
それ以前に、ルートの最後まで「右、左、右、左、・・・」の梯子状のときもあります。それで、ホールドを見落とすことが多くて手順が狂いがち、というケース。これは、どうでしょう?
原因が幾つか考えられます。
①登るスピードが速すぎて、思考が追い付かずに、本能的に手を出している。
この登り方には、メリットもあるんですが、デメリットも大きいです。まだ実感が沸かないかと思いますが、岩場でのリスクを伴うクライミングでは重大な悪癖と感じるかもしれません。
②「どうせガバだから、手順ミスしてから持ち替えても良い。」と見積もっている。
これも、メリットもあります。実際、難しいルートだと、ガバを取る一手は右でも左でも気にせず、とりあえず取る!そして、持ちかえるか考えるというケースもあります。
一方で、デメリットもあります。易しいルートから、きっちり省エネを考えて登る、というチャンスを失います。
さてさて、本日はどっちだったんでしょうか。
書いていてつくづく思いますが、私は”ゆっくり考えながらリードする”という登り方を推奨しているんですね。
山をやりたいなら、その方が良いと思いますよ。本チャンも沢も、そしてゲレンデマルチでさえも、落ちちゃいけないセクションなんてのは日常茶飯事なので。