5月9日(水)は、ムーヴLv.0。
女性KDさん、新規男性KTさん。
垂壁を登るとき、必ず腕は使います。大きく飛び出した足場があったりしない限り、手なし(ノーハンド)で壁に滞在することは出来ないのです。
一方で、
「腕力は最小限に。」
「クライミングは、基本は足で登るものだ。」
などといった通説もあります。
また、入門書などには、
「腕は、なるべく伸ばした方が楽。」
「足は、つま先で丁寧に置いた方が楽。」
といったノウハウも書かれています。
どれも、一定程度は正しいと思いますが、これらを統合的に理解することは難しいと思います。
例えば、「足をつま先で置くのをサボると、腕が疲れる。」というのは、クライマーには至極当然の話です。
個人的には、こういった様々な通説やノウハウに対して、自分なりに理解を深め、適材適所に使えるように意識化することが、ムーヴの基本だと考えています。
たぶん、どんなレベルの人にとっても基本は大切です。
最初は、ちょっと細かい話に思えるかもしれませんが、頑張って行きましょう。