3日分まとめて。
6月1日(金)は、えのきど先生に教わって、終了点用のケミカルアンカー設置。
高柳も一緒に。
湯川って、岩が柔らかいってのは重々承知していましたが、アンカー設置してみると不安感がさらに増大しますね。
大きめのカムの方が、信頼できそう。
とはいえ、終了テラスに立木が無いルートは、遠い立木から5m以上もロープで垂らして終了点にするというダサい感じだったので、止むなし。
まだ、一部に残っていますが。
翌日は、3人とも富士山ガイドの研修のため、東京へ。
<砂のエリア>
宿題になっている、岩の殿堂(5.12c)という予定でした。
が、先行パーティも居たし、夏日予報で午後には条件が悪くなる可能性が高そうなので、エリア移動。
残念ながら、私も疲労困憊だったので、少しホッとする部分もあり。
<ボロンボロンのオンサイト失敗するK君>
ワイドは、日陰というのもあります。
が、15mほど登ったところで、ボロボロに風化したセクションで敗退決定。
ちょうど、隣にボルトルートがあったので、そちらへトラバースしてボルトで下降。
<フォロー回収することになるK君>
グレードにすると5.9~5.10aだし、途中敗退もしているんですが、こういう訳分からないのが一番好きですね。
<ワイド>
夕方に、5.11dに本気トライ。
神須の鼻みたいな怖い系クラックで、吠えまくりになりました。
<快晴です>
<Celebrating Spring(5.10c)をテン山で抜けるK君>
6月5日(火)は、K君の希望により、まさかの湯川(笑)。
私としても、前日夕方のオンサイトトライで燃え尽きていましたし、湯川ならちょっと終了点を修正する作業もあるので付き合うことに。
<まさか、草餅のオンサイトトライをビレイすることに。無事成功>
再登はしなかったのですが。
<イエローフェスティバル(5.10c)を3撃するK君。まだ新しいので、ありがたや。>
6月4日(月)
・ボロンボロン(5.11c、ボルト) アップではあるんだけど、いつも通り最終ボルト後に必死になる。
・無名のワイド(体感5.9~5.10a) 途中でボロボロになり、隣の5.12のボルトルートのボルトを借りて敗退。
・Departure(5.11a、ハンド~フィンガー) O.S.。ちょっと怖いけど、ムーヴは大分易しく感じた。
・岩燕三十郎(5.11d、NP&ボルト) O.S.。
15mぐらいの高さに、グージョンのボルトが2本。以後、終了点近くまでの7mぐらいは、風化したフィンガークラックでプロテクションが信用しにくい!最悪、そこのカムが4連続で抜けても、怪我はしないとは思う。が、先が見えにくい形状、風化したスタンスで不意落ちの可能性あり、という恐怖核心のルートに感じた。
終了点直下で、ようやくカムが決まったときには、本気で救われたような気持ちになった。
ムーヴだけなら少し易しいのかもしれないけれど、1時間半のトライで燃え尽きた。
湯川の2日間は、5.8~5.10を4本ぐらい登って、あとは作業という流れでした。