6月27日(水)は、自分のクライミングにて、瑞牆のカンマンボロン。
K君と。
<宿題のボロンボロンに挑むK君>
2年前の宿題です。
当時、トライした感覚では、自分にとっては一際厳しく、カムの位置やおおよそのムーヴを暗記するぐらいでないとレッドポイントできないという印象。
<岩の殿堂>
PLAN1
1トライ目を、本気トライとして頑張る。フォールしたら、そこからハングドッグ。
PLAN2
ハングドッグ前提で早め早めにテンションを掛けて、疲労せずにムーヴ暗記作業に専念。夕方の最終トライに、勝負を賭ける。
<ボロンボロン>
ただ、2年前の経験から、1トライ目で勝負にならないだろうと知ってしまっているので、あまり気合いが入らなさそうです。
正直、この2年での成長分を考慮しても、岩の殿堂は真っ向勝負できることは無さそうだという冷静な自分・・・。
「対人競技のスポーツ選手とかって、そんなときでも絶対頑張るんだろうなー。」とは、常々思うのですが、そうはなれない私。
PLAN2は、とにかく全く疲れずにムーヴ暗記することが目標です。
そして、夕方の1本だけに全てを賭けると。
で、結局私はPLAN2を選びました(笑)。
<ハング下>
・砂の塔(5.12a、ボルト) 岩の殿堂のアプローチに相当する。ヌンチャクがけを兼ねて、ほぼ全てのボルトでテンションを掛けて、ホールドやムーヴ暗記活動。ウォームアップも兼ねる。
ちなみに、過去に何度も再登できているだけに、意図的にテンションを掛ける行為に心がチョットずつ痛む。
・岩の殿堂(5.12c、NP)
1トライ目(トライとは呼べないが・・・):
砂の塔を、再度に渡り全ボルトテンションで暗記活動。さらに、岩の殿堂部分も、全カムでテンションして、暗記活動。
最大のコツは、「まだ粘って考えられる」と感じていても、さっさとテンションして体力温存すること!(笑)。
2トライ目:
ギリギリR.P.。
(岩の殿堂セクションは、2日間。ただ、砂の塔、Eternal Wishは、それぞれ別の日に登っているので、通算トライ日数はもっと多い。)
<穴レスト>
ただ実際、暗記便の出発前は、あんまり緊張しないんですよね。テンションで何十回も休憩する予定だし。
<K君も、無事に宿題回収>
とはいえ、1テン地獄になりそうな課題では、この手法が劇的に効果を発揮しますよ。
劇薬として、頭の片隅に置いてはいかがでしょう?