2月24日(月、祝)は、岩場リード講習にて、湯河原。
女性STさん、復習参加の男性STさん。
<梅の宴>
これを体験したら、
①ロープが足首の裏に掛かった感覚が、鋭くなる。
②ロープが足首の裏に掛かるパターンを分析して、「気づいたら絡みがち」という状況が最低回数になるように心がける。
といった方向に向かえば、申し分ないです。
しかし、実際には
●リードは、もうしたくない。
●リードは、落ちないぐらいのしか、やりたくない。
●ボルトが足元になるルートは、リードしたくない。
●あのルートは、もうやりたくない。
といった思考に入りがちです。
まぁ、それでクライミングを辞めるなら、それはそれで正しいのかもしれませんが。
<自分の動画を見てみる>
●ヘルメットを被ろう。
といった思考もあります。
ただ、
・ジムのようにヘルメットしていない場面でも、反転したら危ない。
・反転したら、頭以外も怪我のリスクがある。
といったこともあり、ヘルメットが全てを解決してくれる訳ではありません。
その一方で、
・自分が予測できない形での事故全般に対して、ヘルメットで助かる場面が色々ありそうだ。
という部分もあります。
<結び替え実践中>
「それは、事故確率の低減にならないでしょ。」
と感じることも色々あります。
的を得た反省というのは、なかなか難しいものです。
ところで、人間関係で
「指摘の言い方が悪くて、険悪になりがち。」
というのは、クライミングあるあるです。
的を得た反省としては、言い方や態度の改善です。
しかし、実際には
「指摘される側の問題が気になって、指摘した自分のことを反省するのが嫌だ。」
という心理に陥りやすいと感じます。僕も含めて。
長期山行や、クライミングツアーなら、そういうギクシャクも織り込み済みで行くことになろうと思いますが。
また、
「そこは(熱くなっちゃうから?)改善できないので、その他の場面で優しい気遣いをして、フォローする。」
と考える人も、結構いるんだなと思っています。
ただ、これってDV夫と同じ構図ですよね。(言葉や威圧的な態度であれ。)
まぁ、程度が軽ければ、我慢できる人もいるんだと思いますが。
専門家の意見を聞きたいところですが、どうやって的を得た反省に繋げるべきなんでしょうかね?
<実践本気トライで、アブラカタブラ(5.10a)をハングドッグしてトップアウト>
それ以外の思考に時間を割く(場合によっては、1年以上)、というケースを沢山見て来たからなのかなぁと、思っています。
<夜の梅ライトアップ>