3月9日(月)の夜21時から、4月分の予約受付を開始いたします。
それにしても、杉野さんが亡くなられたというショックは、あまりにも大きいです。
過去には、もっと親しい友人・先輩が亡くなったことも何度かありますが、いずれも雪山などでのものです。
ある程度リスクを取るクライミングを行う印象(※)もありますが、それでも私などのように迂闊な失敗は少なさそうで、ショートルートの岩場で死ぬ確率が高い人とは到底思えません。
※ビッグウォールでの強烈なランナウトやコンテ、R/X付きの高難度ルート、など。
もちろん、初心者時代から杉野さんの文章で学ばせていただいていて、それはこれからも続くように思っていました。
実際に話しても気さくで、ほとんどスーパーマンといった印象でした。
・リスクはゼロにはならないこと。
・「登山において、(天気、アプローチの滑落注意箇所、カムなどのプロテクション、ロープワーク、クライミングのムーヴ選択、ビレイ、浮石チェック、雪崩、などの)全項目に慎重な人を見たことが無い。誰でも、1つや2つはいい加減。」という先輩の言葉。
などを思い返せば、どんな凄い人でも死亡リスクがあることは、頭では理解できます。
とはいえ、クラックエリアでの杉野さんの強烈なランナウトを見て、「まぁ、杉野さんだから、リスクコントロールも、リスクあるクライミングへの練習意識とかも考えた上でやっているんでしょ。だから、99.99%大丈夫だよ。」と、思っていたのは私だけではないでしょう。
事故詳細は、今後分かってくると思います。
なぜ、ロープレスだったのか。
フリーソロでの挑戦だったのか、易しいルートでのトップロープ張りだったのか、何らかの作業中だったのか、アプローチ中の事故なのか、それ以外か。
(追記。クライミング中ではなかった模様と、続報あり。)
とても残念です。