10月5日(月)は、自分のクライミングで某岩場。
狂祖さまこと、O西さんと。
10月7日(水)は、自分のクライミングで太刀岡。
チッペ先生、池田くん、お初のT石くん。
<復活祭>
ムーヴが固まって、いよいよR.P.トライの前は、すごく緊張します。
そんなタイミングで、T石くんが
「いやー、やっとクライミング始まったって感じ。(ニコニコ)」
「この緊張、すごく好きなんですよ。」
「クライミングやってて、一番楽しくないですか!?」
と、本当に楽しげ。
<割れ目は、いずこ>
この緊張、R.P.トライに限らず、O.S.トライでも訪れます。
もちろん、緊張する山行に行く前も訪れます。
もっと言えば、受験のように大一番の試験前でも、プレゼンの前でも、富士山ガイドをする前でも、山岳会のように大人数に講習を頼まれたときにも、必ず訪れます。
<「クラック〜」>
私は、この緊張は嫌です。
ただ、この緊張の後に、俗に言う「腹が据わる」精神状態に入ることが出来るので、避けられないものとして諦めています。
(緊張後に腹が据わると、呑気に構えていただけの状態よりも、パフォーマンスも良い。)
ショートルートの本気トライぐらいなら、ある程度のルーティンもあります。
①トライ前、登れそうな気持ちと不安の葛藤で、緊張が高まってきた。
②さらにオブザベ、イメトレを繰り返し、緊張をマックスまで高める。(半ば、意図的に腹を下させる)
③トイレに行く。
④再度オブザベをして、腹が据わって来ればオーケー。ダメなら、休憩して①or②に戻る。
<Aクラス>
職業柄なのか、私以上に緊張と向き合うのが苦手な人と話す機会が多いです。
・そもそも緊張するのが嫌だから、本気トライはしたくない。
・緊張が高まりきる前に、さっさとトライ開始してしまいたい。→そして、慌てる。
・O.S.で頑張れそうなルートを、とりあえず安易にテンション掛け掛けホールド確認し、安心した状態でR.P.したい。
・R.P.でも決めるべきタイミングを逃すことが常態化しがちだし、その気楽さに馴染んでしまっている。→これは程度問題なので、私自身にもこの要素は結構あります。
・トップロープが好き。
もちろん、講習生にも、クライミング技術は初級でもメンタルコントロールはそれなりという人も多いです。
何かの人生経験が、クライミングに活かされているのでしょう。
なんとなくですが、本日の僕の中で誕生した階層。
Aクラス:
緊張を心から楽しめる。
Bクラス:
緊張は嫌だが、それをコントロールする方向に思考できるし、それなりの対処方法もある。
Cクラス:
緊張に敗北気味なことが多い。
Aクラスの人って、結構いるもんなんですかね。
それが出来たら人生楽しそうですが、私は、ちょっと衝撃を受けました。
すごい人って、沢山いるもんですねー。
ちなみに、Cクラスの人がAクラスに飛び級しようと考えるのは、ちょっと無理な気がします。
「私は緊張に弱いから、強くなりたい。」みたいに、すごくフワッとした夢物語に終わりそう・・・。
目指すなら、やっぱりBクラスでは?
<そして、決めきる男>
10月5日(月)
クラック(5.8) 再登
無名のコーナークラック(5.7) 再登
以下は、ボルトルート。
(5.11b) 再登?
(5.11b) 再登?
(5.11d) O.S.。しかし、設定ラインと違うラインを登ったと思うので、疑惑付き。
(5.11c) O.S.。しかし、設定ラインと違うラインを登ったと思うので、疑惑付き。
・ヤバイから逃げます(5.10a) 再登
・義理チョコ(クラック、5.9)を延長してトップアウトまで 再登
・ハッピーバースデイ(5.11a) 再登
・岩に描いたラブレター(5.11d/5.12a) 1トライ目は、「カムオン(5.11d)」の中間部でテンション。中間部から上のボルトが腐食しているので、現状はヤバいルート。「岩に描いた・・・」セクションは、右から高巻くように登ってしまったので、設定ラインと違いそう。一応、2トライ目はそのラインでR.P.しておく。