2020年10月6日火曜日

「復習参加」に代わる言い方はないか?

8月29日(土)は、岩場リード講習にて、小川山。
男性SKさん、復習参加の女性WNさん。

8月30日(日)は、クラックムーヴ講習にて、瑞牆。
女性WNさん、男性UDさん。
<ムーヴ練習中>

卒業したとしても、本当は月1回とか数ヶ月に1回くらいは、講習を続けた方が良いと思っています。

卒業というのは、所詮「そろそろ、自力で岩場に行ってみたらどうですか?」という私の見立てに過ぎません。実際、本当の学びはスタート地点です。

岩場に行っている人こそ、自分の経験から、講習でやっていることの意味がよく分かるというのがあります。

自身や周辺のヒヤリハットがあっても、反省点の抽出が上手くいかずに、モヤモヤすることもあります。

ムーヴ1つとっても、友達同士での指摘では、「そこは、違う足の方が良いんじゃない?」、「良いホールド見落としてるよ。」くらいしか出てこず、無意識にホールド暗記系の初級者になってしまう現象もあります。(それでも、とりあえずR.P.という記録はされていくので、見た目上は成果が出ているし、経験が積まれている。)

<グレてないです>

お金も掛かるし、卒業生専用のメニューというのもありません。
(マルチリードは、卒業生同士で受けやすい。クラックムーヴは、ワイドなどをやりやすい。ムーヴLv.1は、リードで落ちられる人向け。などは、あります。)

とりあえず自分で登っているので、なんとなく足が遠のくのも理解できます。
これに対して、私からの画期的な提案はありません。

時々、復習参加に来てれると嬉しい、ぐらいの状態です。
<オンサイトトライ>

ただ、本当はここからです。

何年やっても、若干の連れられマインドが抜けきらない卒業生、トップロープに逃げがちな卒業生もいます。
ヒヤリハットの反省会が、上手くできないこともあります。
ムーヴを考える力が、何年経っても弱いままで、オブザベやハングドッグを放棄しがちな人もいます。

それ以前に、自分では気づかないリスクを指摘される機会は、末長くあった方が良いでしょう。
<見事にオンサイト!>

ちなみに、以前は復習参加ではなく補習と呼んでいましたが、今以上にイメージが悪かったので代えました(笑)。

プライドを損なわない名称というのも必要かもしれませんが、それ以前にプライドが強い時点で、登山やクライミングを行う上ではリスクなんですけどねー。
自信と過信の区別も、リスク管理では大事なので。
<UDさんも、オンサイト>

さてさて、引き続きよろしくお願いします。
<ジャミング主体のWNさん>

<レイバック主体のUDさん>