6月1日(日)は、小川山にてマルチピッチリード講習。
女性WNさん、女性TZさん。
マルチピッチを初登攀ごっこで登ると、トップアウトしたときには一筋のラインが描かれます。ただ、登っているときに、複数ラインがオブザベーション出来ることがあります。
<取り付きでの、オブザベーション>
「あー、2P目の横にあったクラック、登ってみたかったなぁ。」
と思っても、もう一度1P目からを登るのは、ちょっと面倒。
<1P目>
とあるピッチを、帰りがけのショートルートとして、楽しんでしまおうという発想です。
<今回の花形ピッチだった、3P目を行くWNさん>
4ピッチでトップアウトして、時間は13時半。
余裕があったので、
「途中まで降りて、面白そうなピッチを探して登りましょう。」
っていう課題を設定。
TZさんが、懸垂下降しながらライン探し。
結果的には、3P目、4P目に、自分でバリエーションラインを引いてもらいました。
つまり、4ピッチで終わるルートで、+αとして2ピッチのラインで遊べました。
これもまた、トポではなく、自分の目でラインを探す魅力です。
<昼過ぎに、無事にトップアウト!>
こういうクライミングは、オンサイト能力とロープワークが洗練されて、練習としても楽しいですよ。
<1ピッチだけ懸垂下降>
<オマケの2P目を行く、TZさん>
<2度目のトップアウトをして、なかなか充実>