2014年12月9日火曜日

やる気スイッチ

12月8日(月)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
女性HSさんで、外の講習では久々のマンツーマン。
講習生のモチベーションは、かなり高いと思います。

「クライミングを、リードも含めて本格的にやってみよう。」
「でも、半端だと危なそうだから、お金を払って学ぼう。」

という時点で、ある程度の集団だと思います。
<久々の海>

実際、1回~数回で、「ちょっと、そこまでは・・・」と思う人も出て来ます。

労力もお金も掛かりますので、続ける方がスゴイのかも。
<ジャミング練習>

でもって、そういう面々が知り合いになっていくと、もう簡単にはモチベーションが落ちません(笑)。

講習と並行して、仲間と岩場や登山に向かうというサイクルです。
<無名のクラック>

あとは、講習そのものがモチベーションの維持にも貢献していると思います。

「慣れれば習得できそう」というテクニックが、毎回ちょっと見えて来ます。

人間、新しいことを覚えるのは楽しいです。
今回で言えば、

・初めてのハンドジャム、フィストジャム
・初めてのフットジャム
・初めてのバック&フット
・初めてのニーロック
・初めて意識した足の寄せ上げ

当分の間は、やればやるほど慣れて伸びるはず!
<寄せて上げて>

それって、やっぱり楽しいことですよねー。

クラックは、講習していて特に進歩が分かりやすいように思います。
コツの集合体、というイメージなんでしょうか。
<懸垂下降の準備>

本日のHSさんも、長いこと、やる気スイッチオンで保たれているみたいです。
とても淡々と落ち着いた口調ですが、場面場面で伝わって来るものはあります。

このまま、頑張って参りましょう。
本当に面白くて、伝えたいと私自身が思っているのは、クラック講習から“先”の内容なんですよね。
<懸垂下降>

具体的な講習内容
・上記の通り
・テーピングの巻き方
・立木での終了点作業について
・トップロープで、本気トライ
鬼殺し(5.7)×6回、ネッシー(5.8)×2回

初クラックながら、ハンドジャムとバック&フットは、相当練習できたと思います。
次回から、カムセットに入りましょう。
<ネッシー>