11月16日(土)、17日(日)は、湯河原にて岩場リード講習。
雨中止4回を経て、講習に至った男性ONさん。
夏に、小川山で講習した男性SRさん、女性AIさんのペアが、1日目のみ。
<ブルース・リー、ジャッキー・チェンに憧れていたという、男性SRさん>岩場リード講習は、2日間が目安ですが、何日受けてもO.K.です。
むしろ、講習最後の本気トライや終了点作業でパニックになっているようなら、補習をオススメしています。
(こちらから、卒業とは言わない)
<5.7~5.8くらいのルートで、体を慣らして行く>
で、AIさんとSRさんは、補習推奨した2人。
AIさんは、恐がりというのもあって、4日目。
SRさんは、3日目。
で、今回で無事に卒業です。
ランナウト具合を計算したり、ボルトの善し悪しを考えたり、終了点作業を行なったり。
全てにおいて、まずまずの落ち着き。
<1本目の本気トライ、5.10aを観察>
それどころか、3人とも5.10aを完登!
さらに、ガンガン落ちて、色々な経験を積むことができました。
<ヌンチャクを腰に下げる、SRさん>
雨中止が続いていたONさんも、ロープワークのアドバンテージを活かして余裕の卒業!
実質、1.5日でも講習自体は終わっていました。
あとは、ひたすら本気トライ。
<アブラカダブラ(5.10a)をフラッシュした、ONさん!>
岩場リード講習の段階では、5.9くらいまでしか触らないことも多いです。
今回、全員が5.10aを完登出来たのは、努力の賜物と言えるでしょう。
<アブラカダブラ(5.10a)2トライ目、AIさん>
当塾の講習生は、ほとんどの方が山やマルチピッチを目指しています。
SRさんは、すでにカムを買っているそうで。
AIさんも、次回はクラックリード講習を申し込み済み。
ONさんは、最終目標は沢登り講習だそう。
<完登して、メチャクチャ嬉しそう!>
岩場リードを終えたとはいえ、
「いよいよこれから」
というのが本当の所ですね。
また、よろしくお願いいたします。
<ジムでは反動ムーヴがリーチ克服の鍵、岩場では細かいホールドがリーチ克服の鍵?>
<マゾおけさ(5.10b)、ONさん。雨にも負けず!>
<たまたま居合わせた、当塾講習生3人。全員グレード更新した週末でした。>
具体的な講習内容
・終了点作業の練習(結び替え、懸垂下降)
・ボルトの種類(ハンガーボルト、ケミルアンカー、リングボルト、RCCボルト)
・ランナウトしている場合の対処について
・ミニマムボルトの考え方
・実践本気トライ
<今回で、イレブンクライマーに昇格したONさん、HYさん。おめでとうございます!>