2013年11月4日月曜日

「足が下手」、「レストが下手」、を細かく考えてみる

11月2日(土)、3日(日)は、自分のクライミングにて小川山。
神こと、S本くんと。

せっかくなんで、海金剛って話だったが、予報が怪しかったので近場に。
先日、
「足が下手なんだと思うよ。」

と指摘されました。

確かに、スラブの最高R.P.グレードは5.11b。
数本登ったが、トライはどれも1~2日間。

同じように、1~2日間でR.P.できるグレードで見ても、

スポーツルート:5.11d~5.12aの、半分くらいのルート。
フィンガー~ハンドのクラック:5.11b~5.11cの、半分くらいのルート。

たしかに、スラブは明らかな苦手分野です。
が、つくづく思うのは、

「足が下手」
って言っても、奥が深い。

①単に、雑。置くときに、1番置きやすい場所を外してしまいがち。

②足指or体幹の力を、抜いてしまいがち。

③乗り込みを利用した、バランス移動が下手。

④スタンス選択、ホールド選択、などのムーヴ選択が悪い。

スラブの逆襲(5.11b)は、1回で再登出来ましたが、帰って来たタジヤン(5.11b)はムーヴすら出来なくなってました。

むー、何が悪いんだか分からないうちに、指皮が終わってしまった。

(ちなみに、神は逆襲をオンサイト、タジヤンも2撃。
スラブも、神ですね。)
同じ話は、初心者が
「レストが下手」

って悩むときも同じ。

①レストするタイミングを良くしたい(戦略の問題)

②レストする態勢を良くしたい(足位置、姿勢の問題)

③より悪いホールドでも、レスト出来るようになりたい(保持力、体幹の問題)


どれを上達させるか、ハッキリしましょう!

「前より良くなって来た!」
と、自覚しやすくて、モチベーションが湧きますよ。
具体的に登ったルート
1日目、屋根岩一峰:
・ヤッホー元気(5.10b、フェース)
アップ

・5月20日のウェディングプレゼント(5.10c、ハンドクラック)
オンサイト、プロテクションが難しくて、結構なギリギリ

・ムーランルージュ(5.11c、スラブとフェースの中間の傾斜)
2便でR.P.。
非常に面白いムーヴだが、ちょっと限定っぽいラインで、嫌だった。
最終的には、1番登られていると思われるラインを頑張って登ったけど。

・メルドー(5..11d、スラブとフェースが半々)
フェース部分がムーヴ出来ずに、敗退。
M6とおぼしきカットアンカーで、錆びているので、落ちるのに不安もある。

2日目、ソラマメスラブ周辺:
・新ルート(ルート名は、知らない。5.8くらい、スラブ)
アップ

・生木が倒れたよ(5.9、スラブ)
アップ(講習で、よく使うルート)

・三色すみれ(5.10a、スラブ)
アップ
限定っぽさマックス。
講習には、使わないルート。
当然ながら、5.10aが余裕ならば、限定しても気にならない。

・スラブの逆襲(5.11b、ホールドある系のスラブ)
再登
意外と余裕があったのは、嬉しい

・帰って来たタジヤン(5.11b、ドスラブ系)
ムーブすら出来ず、敗退

・エンドルフィン(5.13a、ボルダー系)
なんと、隣の5.12bと間違って取り付くという失態!
2トライして、同じルートをトライしている人と会話して発覚!

が、意外にも、ムーヴは何となく出来た。

1手1手は出来るのだが、3手続けることすら出来ないムーヴ強度の高さ。
10手もないのだが、今のところ絶対に出来ない。

もう少し、修行が必要だ。

・裏ジェットストリーム(5.11b、フェース)
フォロー
ムーヴ、ラインともに魅力は感じないが、グレードが手頃なので神様がオンサイト。
私は、フォローで回収便。

・シナプス(5.12b、ランジ系)
最後に、こちらもやってみるが、敗退。
私は巨漢なので、ボルト1本目でのランジは、あまりにもビレイヤーに申し訳ない。

こちらは、片手で残すようなランジ経験が必要そう。