11月29日(金)は、マルチピッチリード講習にて越沢バットレス。
前日に続いて、男性YZさん。
<オブザベーション>マルチピッチリード講習は、「初登攀ごっこ」が原則です。
それが面白いのですが、その分だけクライマーに課せられるものも大きい!
その技術面については、前回参照。
で、本日のYZさんの発言いろいろ、核心に迫るものがありました。
<YZさんの心にプレッシャーを掛ける、越沢バットレス>
「ここが、分かれ道かもねー。高難度マルチか、アルパインか。(どちらを志向するか)」
「いま、初めてクライミングの入口に立った気がする。」
「恐い。逃げ出したいくらい。」
「こんなこと、山ん中でやれたら、そりゃ楽しいだろーさ。」
「こんなこと、ヒマラヤの壁なんかでやってるヤツは、偉い!」
<オンサイトトライは辞退して、体験講習で登ったラインをリードすることに>
プロテクションの取りにくいピッチでは、
「ムーヴは、大したことない。どうやって心を保つか、心のムーヴだな。」
などなど。
<“心のムーヴ”でメンタルをすり減らした、2P目>
自分なりの理解を言葉にしてくれると、その人の理解度が伝わって来ます。
1つ1つは、ここで解説しないでおきます。
でも、色々なことに実感が篭ったのが伝わって来ました。
この2日間で、確実に成長しましたねー。
<ヘロヘロながら、完登!>
冬の間、色々と修業して、春から再度マルチピッチリード講習を再開予定です。
頑張ってください!