10月16日(日)は、クラックリード講習にて、湯川。
男性KYさん、男性TNさん、女性NYさん、男性OMさん。
<本日も秋晴れ>
たまたま見かけた、心打つ場面。
①素晴らしいトライ
北風小僧(5.9)のオンサイトトライ。
かなりレストがしにくい場所で、何度も行きつ戻りつしながら、ムーヴとカムセット位置を探る。
そのルートを知る人が見たら、「あそこで、そんなに時間かけちゃったら、もう無理かなー。」と見える場面です。
しかし、粘り勝ちで突破!
結構ビックリです。
そして、レストポイントからの最後の乗越でムーヴを失敗して、盛大にフォール!!!
でも、しっかりレストポイントで固め取りもしていたので、足元程度のランナウトでもビレイヤーを冷や冷やさせることもなく。
これだけのトライが出来れば、さぞオンサイトトライが楽しめていることでしょう。
<ボルダー練習>
卒業生とそのパートナーさん(講習も受けたことはある)が、湯川のトポに載っていないクラックを、次々にオンサイト(笑)。
登ってから、「5.10aか5.10bかなー。」「人気ルートじゃないのも、ちょっと分かるなー。」と査定したりして楽しんでおります。
彼は、その昔はトポに載っていないものは、相当キレイなクラックでも避けていたという風の便りを聞いたことがあっただけに、すごいなと。
トラバース的なラインだと、ロープの流れに気を遣ったり、カム回収はフォローでやったり。
それなりのノウハウも、駆使しておりました。
失敗もしてましたが、それも良い経験ですね。
<リードで落ちる練習>
同じペアですが、完登済みのルートにトップロープを張って、追い込みトレーニング(笑)。
「絞り出せ!」と応援している姿は、湯川には珍しい姿でした。
ちょっと、選手っぽい。
こういう練習は、僕の影響ではないでしょうねー。
でも、確実にトレーニングになるでしょう。
<こちらも、落ちる練習中>
デゲンナーを、何度でも再登。
台湾坊主も、何人も再登。
より楽に、より上手く!を意識して。
基礎好きな人も多いですね。
初級者の場合、絞り出し以上に、こっちの方が練習効果が上がるような気がしています。
<突然来たベストシーズン>
そのチームに入った、講習生以外の方に、カムで落ちる練習をさせてあげる。
トップロープでバックアップを取った状態で、何度もフォール!
いやはや、その方も相当頑張ってますね(笑)。
<「(初リードは)山を登ったような感じで、嬉しいです。」 by KYさん>
KYさんは、クラックで初リード!
大和屋(5.8)を完登。
OMさん、NYさんは、デゲンナー(5.8)をR.P.。
TNさんは、順番待ちの絡みで時期尚早気味ながら台湾坊主(5.9)にオンサイトトライ。
玉切れなどで、完登はなりませんでしたが、カムセットの良い経験になったようです。
レスト態勢などは、十分に落ち着いておりましたし。
<「今日は楽しめました。」 by OMさん>
ちょっと場所が難しくなると、皆さんカムセットが荒くなりますね。
まぁ、次回でだいぶ良くなるでしょう。
<「ジャミングでレスト出来ました」 by TNさん>
<「準備が大切」 by NYさん>