2020年12月16日水曜日

門脇崎、灯台下エリア

11月30日(月)は、自分のクライミングにて、城ヶ崎。
狂祖さまと。
<懸垂下降して、エリアへ降りる>

狂祖さまのお導きで、門脇崎の灯台下エリア。

文字通り、灯台下の岬(ここに釣り師と観光客が結構いる)で、適当な岩角などを見つけて懸垂下降して10mほど下のテラスに降ります。
支点構築中に話しかけられるのはもちろん、クライミング中も上から釣り糸が垂れて来たり、終了点で再び観光客とコンニチハしたり、撒いた餌がセットしたカムに乗って臭いが付いたりと、苦笑いの絶えないエリアでした。

「こんなとこ、あるんだねー。よくもまぁ、何事も起こらないものだ。」
と感心します。
エリアとしては、5.8、5.9、5.10aと3ラインが横並びです。
プロテクションは良いし10m程度なので、そのグレードが限界付近の人でも、程よく楽しめます。
確かにテラスも広々として、快適です。

10mならユマールも楽だし、5.8をリード&フォローすることもできるので、ロープワークの確認も兼ねて良いエリアかもしれません。
神須ノ鼻、大堂海岸など、色々なエリアに行く前哨戦として、あるいはマルチピッチを見据えて総合力の向上として、結構面白いと思います。

1ルート登り終えるごとに、終了点から徒歩数分で観光用トイレに行くことも可能です。
どなたか、クラックムーブ講習で行きたい人がいれば是非。
皆んな知って欲しいくらいのネタエリアですよ。
<ナボナ(5.8)>

そして、「昔の人は、よくこんなところまで・・・。」という気持ちは、一層高まるエリアです。
今回、自分の城ヶ崎への感覚が少し広がりました。

ショートルートのエリアというイメージを捨てて、笑いを求めて冒険ごっこも良いかなーと。
クライミングは、幅広いです!
具体的に登ったルート
・ナボナ(5.8、ハンド系) O.S.。その後、2回フォローした。体感5.10a。
・ストマック(5.9、ジャミング&ワイド&フェースのミックス) フラッシュ。体感5.10a。
・グッドハート(5.10a、コーナー) O.S.。体感5.10b。

という訳で、全てのルートで程々に苦労して、グレードの割には結構充実しました。
<海面から数mの大テラスなので、リスクは一番低いかも>

<狂祖さまの狙いは、ストマック(5.9)のO.S.トライ>

<しかし、言わされ続けた狂祖さま>