4月5日(木)は、リード3回目にて、女性KBさん、女性NNさん。
2コマ目に、ムーヴLv.0にて、男性Mさん。
クライミングは、ギブアップが許容されるスポーツだと思います。1番分かりやすいのが、本気トライ中のテンションコール。
「怖い」とか、「やる気が無くなった」とかは避けたいものです。
一方で、「ここで落ちたら、実際に危ない」とか、「ロープが足に絡みそう」とかであれば、仕方ないものです。
安全であれば頑張ったほうが良く、リスクが高いと判断すればギブアップが許容されます。
もう1つ例を挙げると、難しい課題に直面したときにも、何回か挑戦してムーヴが出来なかったとします。
そこで、「一旦封印して、もう少し上手くなってからやる。」のか、「現状の実力でも、何か解決策があるかもしれないから、もう1トライしよう。」と考えるかは、判断が難しいものです。
あんまり早く諦めると、それが癖になってしまいます。率直に言えば、ヘタレになります。
とはいえ、ギブアップが悪ではありません。
前者に関しては、リスクを取り過ぎるのもダメです。
後者に関しては、ギブアップこそが優れた練習方法である場合もあると思います。
本チャン、クラックなどと比較して、ジムやボルトルートのことを、スポーツと呼ぶことが多いと思います。
でも、なかなか難しいスポーツです。
色々大変ですが、上手くやりましょう!
さて、本日でKBさんとNNさんは、ジムリード講習を卒業といたしました。
実際、最後の本気トライは2人とも素晴らしいものでした。
引き続き、岩場でもよろしくお願いいたします。