2月11日(土)は、岩場リード講習にて、湯河原。
女性MMさん。
<ウメのウタゲ>
当時も書いたはずなのですが、読み返しをサボってブログを書く、ダメな私をお許しくださいませ。
<本日も、ポカポカ>
①他の講習生に、気兼ねない。
特に、成長がゆっくりだと自覚している人が、他人への迷惑を強く気にしているようでした。
②細かく見てもらえる。
今回、スラブでの落ちる練習で、MMさんの落ちる態勢に指摘したのは初めてでした。
過去2回、講習で落ちる練習をしていますが、ちょうど私が別のコーチングをしていたりして、見られなかったのでした。
ちょっと申し訳なくも思いつつ、でも仕方ない部分もあり。
③特別メニューが組みやすい。
マンツーマンだから、本気トライが多くなるとか、本人が苦手なもの(最近だと、IUさんのアプローチ練習)に割ける時間が多くなるとか。
④ビレイを講師がする。
講習で、初めて会った人に本気トライのビレイを頼むのは、やはりちょっと嫌だという気持ちも分かります。
<落ち方が、ようやく分かってきました>
そんな訳で、マンツーマン希望の依頼は、私は請けないことにしました。
私の営業力不足で、結果的にマンツーマンになるぐらいは、メリットもあるから悪くないか、ということにしています。
講習料が高くなるのは、申し訳ないのですが。
<フック船長(5.10a)>
①他人の失敗が見られない。
落ち込み防止。他人のふり見て、我がふり直せ。
②近いレベルの人の頑張りが見られない。
講師の見本は、楽々登っているように見えます。だから、モチベーションの意味では、ときに逆効果ですらあると感じます。
③知り合いが増えない。
講習で一緒になった人は、岩場にも誘いやすいようです。
④質問が少ないので、講習が受け身になりやすい。
さて、本日のMMさんは、マンツーマンのメリットを結構感じたようでした。これまでが4名だったからでしょうか。
理想は2名かなと、思ったような感じでしたね。
実践本気トライ
①フック船長(5.10a) R.P.(通算2日)
②マゾおけさ(5.10b) 1本目まで辿り着けず、リスクが高すぎるために敗退。
③クリスマスローズ(5.10b) 2本目までで敗退。ただ、飛び降り回収など、色々な経験を積めたのは良かった。
さて、今回でMMさんは岩場リード講習を卒業といたしました。
トップアウトとか、完登みたいなスッキリ感はありませんが、あとは自力で登る時間が大切な時期だと思います。是非とも、自分より強くない人と岩場に向かって欲しいところです。
とりあえず、ボルトルートの経験が大切な時期という風に見えますので、クラックなどのより総合的なクライミングは、ゆっくり焦らず行きましょう。