2017年2月14日火曜日

クライミングは楽しいか

2月12日(日)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
NSさん夫妻。
夕食中、NS奥さまが旦那さまに話していた、興味深い内容。

お題
「クライミングは楽しいか?」
「今までの人生での、‟楽しい”とは違う。友達とお喋りして楽しいとか、面白いものを見て楽しいとか、ディズニーランドに行って楽しいとか。」
「でも、ジャミングが決まったら気分は良いし、何事も分かっていくのは楽しいし。」
「本気トライの完登は、(楽しいっていうよりも)達成感。」
「でも、クライミングを単純に‟楽しい”って言っちゃって良いんだろうかとも思う。リスクもあるし。」
「これまでの私の‟楽しい”が、狭い範囲での言葉だったのかもしれない。」
英語で言えば、funとinterestingの違いぐらいの話なのかもしれません。
でも、深いところでクライミングの魅力を見つめなおす5分間だったような気もしました。
とある先輩が、語っておりました。
「若い人には、5.13は登ってほしい。5.13を登るには、酸いも甘いも噛み分けるだろうから。」

この話の文脈は、「石田君がガイドになりたいなら。」みたいな意味もあったし、当時の私は5.12中盤くらいしか登っていなかったので「はい。やっぱり、そうですよね。すみません。頑張ります。」という流れですが(笑)。

5.13は置いておくとしても、真面目に続けると酸いも甘いも嚙み分けることになります。
これは、講習生のような初級者でも同じ土俵ですよねー。実力があがるということは、噛分けた量が多いってのもあると思いますよ。
具体的な講習内容
・ジャミングのコツあれこれ
(身体の位置調整、方向の意識、などなど)
・カム回収
・トップロープでの練習
5.4くらいの2本を反復練習。
純(5.8)をトップロープトライ。旦那さまが1トライで1テン、奥さまが2トライ目で完登。

ちなみに、私のリハビリは順調で、城ケ崎の露岩も歩けるし、純もリードで痛みを感じることなく。前日の湯河原と比べても、日に日に良くなりました。

講習レベルでは、ほとんど問題なさそうです。御迷惑おかけしました。
自分の本気トライとか、スキー練習は、3週間ぐらい先でしょうかねー。