11月10日(木)は、マルチピッチリード講習にて、二子山。
女性HMさん、女性KIさん。
<冬型になってしまいました>
今回のKIさんも、そんな感じ。
急に、マルチのシステムやら、作業の段取り、リスク判断がクリアになった様子でした。
<斜上クラック>
ときどき「おっ、目の付けどころが良いねー。たしかに、それは好判断だと思う。」と、うならされることも時々。
ただ、ボンヤリとしか理解していないことが多いから、ときどき大きなポカをするとか、段取りが悪いとか、そういう話です。
<切れ切れなクラックを繋ぐピッチ>
と、私は感じています。
大抵の講習生は、ボンヤリ理解しているときと、はっきり分かっているときで、まるで表情が違います。
私も、見ていて興味深いです。
<セルフにぶらさがれてます!>
人生の大部分の時間をクライミングに割いているだけあって、一見トロい感じでも、1年経てば別人というタイプですね。
<クラック>
それはチョット言い過ぎとしても、相当に落ち着きましたねー。
嬉しい話です。
<防寒具やアプローチシューズで、フォローの荷物が重い>
1P目はKIさんが攻撃的なラインを見出して、本気トライでオンサイト!
フォローのHMさんは、何度もテンションを掛けて、荷上げを学んでおりました。
あ、そう言えば私も岩が欠けてフォールしました。
2P目、3P目は、HMさんがオンサイト。
フォローのKIさんは、2P目でフォール(笑)。
寒いこともあって、結構本気トライの連続みたいな、感じに。
これはこれで、2人も楽しむ余裕があって、何よりです。
<後半戦>
暗くなることを懸念していましたが、どうにか明るいうちにトップアウト。
<HMさんも、着実に成長を感じます>
ここでも、KIさんはだいぶ落ち着いておりました。
山勘みたいなものは、まだまだ無いので、ものすごく非効率なルート探しではありましたが。とりあえず、暗くても遭難しそうにはなかったので、今回の下山路レベルなら及第点ですね。
<最終ピッチ>
卒業後も、まずはコツコツ数ピッチのルートや、グレードの低いマルチをこなすことをオススメしますよ。
<完登!>