11月22日(火)は、自分のクライミングにて、ミズガキ。
N田くんと。
火~金で三宅島の予定が、予報が悪いために行ける日だけ近場に行く、というプランに変更。
今回、N田くんの本気トライをグリグリでビレイさせてもらいました。以下は、グリグリ初級者による感想文的な内容です。
やはりリードのビレイは、繰り出しが難しく感じています。(ユマグリ、トップロープのビレイは、今のところ支障なし。)
取扱説明書には、前後に動くことを強く推奨してあるんですが、それは多分出来ると思います。
が、足場が固定されているときの、素早い繰り出しに慣れが必要。
ATCの類と、微妙に操作方法が違うので、あまり使って来なかったのですが、ちょっと必要に迫られております。
難しいマルチに行って、ハンギングビレイでハングドッグをすると、さすがにATCは疲れそうです。
しかも、ロープ処理とかしながらビレイしたりすることを考えると、ブレーキ補助機能がある方が安心感もあります。
※本気トライのビレイは、ロープの出し入れが頻繁。ハンギングしているセルフにロープを掛ける方式だと、もともと綺麗に振り分けて畳んでいても、そのロープの出し入れでロープが偏ってしまうことが多い。対策は、色々ありますが、どれもビレイ中に多少の動作が必要。
これらの複雑な状況に対応するには、ブレーキ補助機能がありがたいことを痛感した最近。
“ブレーキハンドの逆手持ち”って方法もよく聞きますし、ペツルの動画でもやっている人もいるのですが、ATCの持ち方と違いすぎて違和感があります。
とっさの対応で順手に持ち替えたくなるし、そもそも逆手で待機していると肩が凝るような気がしてなりません。
取扱説明書通り、順手で持って、繰り出しは親指でレバーを軽く押さえる、ってのが良いんでしょうかねぇ。
説明書的には、ナチプロも全く問題なし、って話です。
自然にロープが少し流れてしまう点では、ATCに分があるように感じるので、クラックだったら一応パートナーにお伺いは立てております。
とりあえず、現状では気を遣うことが増えて、ビレイはだいぶ肩が凝ります(笑)。
しばらく、練習が必要です。
具体的に登ったルート
・ボロンボロン(5.11c、ボルト) アップ
・岩の殿堂(5.12c、ボルト~クラック)
1トライ目:
テンション掛け掛け。各駅どころか、久々のエイド連発。アンダートラバースだと、カムセット体勢が作れないので、エイドでカム位置を探る有様。
2トライ目:
実質、2テンションでトップアウト。カム位置が決まってしまえば、ややブラインド気味でも、どうにかセット可能。(めちゃくちゃR.P.戦略ですが。)
核心ムーヴは、あまりにもリーチ有利(笑)。それでもグレード通りくらいに感じる。平均身長前後の人には、辛そうですね。
1トライ目でヘロヘロになったため、その後1トライしか出せないという、ちょっと残念な内容でした。
来シーズンの宿題でしょうかね。