2013年10月30日水曜日

クライミングは、型のスポーツか?

10月29日(火)は、無料体験講習。
全て新規の方で、4名。
本日の参加者で、スキー中心の方が居ました。

その方が言うには、スキーで習わずに上手くなるというのは極稀だという話。

逆に、クライミングは
「経験者に習った方が良いけど、有料スクールに通う人は中級者の1割くらいしか居なさそう。」

というスポーツだと思います。
足バタバタでも、5.12を登るようなクライマーも居ますし。
レストが下手でも、5.11ってパターンもあります。

クライミングで、一番決定的なのは、
「ムーヴを覚える順番は、人によって違う」

ってことだと思います。

そこまで到達してから、効率的な型を追求しても遅くはないと思うんです。


たしかに、効率的な型ってのは、存在するとは思います。

同じ足位置で、同じムーヴをしているつもりでも、
「何となく、滑らかにいかない。」
「うまく、力が入らない。」

ってのが、非効率な動きの証拠でしょう。


教え方は、インストラクターの中でも意見の割れるところだと思います。

「最初は、登りたいように登って、試行錯誤で良い」
「最初から、省エネの動きを目指すべき」
「最初から、体幹に力が入る動きを教えるべき」
「最初から、丁寧な動きを意識するべき」

いろいろ意見はあります。

個人的には(石田登山塾的には)・・・

「フォームは、あとからでも矯正できるから、自分で伸びてるうちはムーヴ講習不要」

とはいえ
「早めにリードを教えるために、丁寧&省エネはリード講習前に教えることが多い」
「グレードが伸び止まりそうな人には、ダイナミックムーヴや体幹は早めに教えた方がプラスだろう」

ってところです。