10月3日(木)の夜は、リード講習2回目。
先週から引き続いての、男性MGさん、男性KTさんの2名。
今のところ、順調です。
ただし!
講習直後は、ビレイが出来たが、段々と出来なくなる例があります。
半分近い方が、そうい傾向にあるので、今のうちにクギを刺しておきましょう!
まず、本気トライしない人のビレイしかしていないと、十中八九は下手になります。
これが、お互いに落ちないパートナーだと、
「やっぱ、落ちるなんて怖いよねー。」
と言い合って、その殻に閉じこもるので、悪循環に陥ります。
まず、どうせ落ちないなら、
①ロープの弛みを、シビアにコントロールする必要性が無くなる
②クライマーが落ちたらどうなるかの想像を、サボるようになる
③壁から離れてビレイして、クライマーを遠目に見た方が楽だと考えるようになる
といった傾向です。
対策は、
・とにかく「落ちる可能性が高い」トライする人を、ビレイすること
に尽きます。
ただ、経験のあるクライマーからすると、経験浅いビレイヤーでは本気トライしにくい気持ちも分かります。
私の場合、初級者にビレイしてもらうときは、
「いつ落ちても不思議ではない」
というルートは避け、
「落ちるかもしれない箇所が、何箇所かある」
くらいのルートをやります。
で、核心部の前に
「よろしくねー。」
と言って、突っ込むことにしています。
これなら、ビレイ初級者も、“集中しどころ”がハッキリして頑張りやすいと思うんです。
具体的な講習内容
・トップロープ(確認)
・クリップ(確認)
・リードでやってはいけない事例集
・墜落距離の計算
・落ちる練習(軽目に)
ST先生の予習効果もあって、順調です。