9月28日(土)~30日(日)は、自分のクライミングで錫杖。
パートナーは、“神”ことS本くん。
なんと!
今回は、久々の遠出なのにカメラを2人とも用意出来ず・・・。
文章だけだと飽きるので、簡単に記録のみ。
1日目
じーやの大冒険(実質3P、5.10a)
5:30 起床
6:30 駐車場を出発
8:00 クリヤの岩屋(テント設営)
9:00 出発
9:30 取付
10:00 登攀開始
14:00 ヤブに出たところで終了
周囲のルートをオブザベーションしながら、懸垂下降
15:00 取付
前衛壁をグルっと一周オブザべして下山
17:00 テント場
2日目
1ルンゼ左ルートからスタートし、適当に面白そうなクラックを追いかけてトップアウト(全7P、最高グレード5.10b)
5:30 起床
7:00 出発
8:10 登攀開始
16:50 左方カンテの終了点
18:10 注文の多い料理店の取付
19:00 テント場
この日は、三ツ峠で講習しているような初登攀ごっこ!
後からトポを見たら、5.10bのクラックを登っていたり、ホントに初登攀とおぼしきトンネル(体感5.9)を潜っていたり。
ちなみに、トンネルを抜けると、左方カンテの最終チムニーの奥にヒョッコリ出てくる(笑)。
自由なクライミングは、実に楽しかった。
3日目
2ルンゼの左側壁(2P目の高さ)にある、ハンド~フィストのクラック
5:30 起床
7:00 出発
8:00 登攀開始
9:00 目的のクラックに取り付く
10:30 クラックの上のテラスにある大木で、本日終了とする
11:30 取付
12:00 テント場
12:30 下山開始
13:30 駐車場に到着
初日に目を付けていた、30mほどの美しいクラック。
2ルンゼを1P(Ⅳ+)登ってアプローチ。
クラックは、体感5.10cぐらい。
2ルンゼのラインから、4mくらい嫌らしいトラバースがあるので、初登かも。
再登にあたっては、キャメロット3番と4番を2~3個ずつあると心強い。
我々は、1個ずつだったので、ズラして登ったり、バッククリーニングしたりと大変だった。
<感想>
・「限界ルートにトライ!」とか、「継続でトレーニング!」とかの気負いなく、楽しんでクライミングできた。
・登りは、完全に残置無視。
嫌らしいⅣ級、Ⅴ級も、特別に危険な場面はなかった。
「安定感が増す」っていう、小さな進歩を喜んだ。
・一方で、現代的なルートは、まだ取り付くことが出来なかった。
クラックの5.11cとか、際どいナチュプロフェースが出てくるルートとか。
いずれ、出直しだなぁ。
・錫杖は、ミズガキよりも落石の危険性もあり、下降に要するピッチ数も倍くらいが多い(4~5回)ので、緊張感がある。
・左方カンテの上部2Pのハンガーボルトは、抜いて欲しい。
あんな核心部に打ってあったら、使いたくなっちゃう初級者の気持ちも分かります。
でも、下部をナチュプロで来られる人ならば、きちんと判断して、こなすべきレベルでしょう。
何より、どうせなら完全ナチュラルにしないと、再登者に“残置を抜いた意義”を実感してもらえないのではないでしょうか?
この問題は、議論になりそうなので、詳しくはまたの機会があれば。