10月15日(火)は、ベースキャンプにてムーヴLV.0。
女性SMさん。
ネコ足や体幹の使い方を指導する、ムーヴ講習のフォームチェック。が、本日。
私のムーヴに対する誤解が解けた日でもありました。
講習後、ボルダーでトレーニングして帰る際・・・
スタッフに声を掛けられ、会話しているうちに、彼の方から気になった私の癖を指摘してもらいました。
自分用メモで、詳細に。
①被り面で、ハイスタンスを嫌い過ぎる傾向。
深い足から一手出すので、取ったあとに振られに耐えながら足上げして、ヨレやすい。
原因:
ハイスタンスに上げる際に、肘が曲がっている。
悪いホールドだと、「下に引く」、「カチ持ち」などを多用する結果、引きつけた状態でのハイスタンスになる。
その状態で、狭いスタンスに上げても、すでに引きつけているのでムーヴを起こしにくい。
改善策:
少し悪いホールドでも、我慢してオープンにできる場合は、そうする。
さらに、肩を脱力気味に懐を開き、上体を起こすような姿勢でハイスタンスに上げる。
すると、我慢した甲斐あって、次の一手が出しやすい。
(先憂後楽?)
自分の感覚では
「悪いホールドからデッドポイントする際に、無理してでもタメを作った方が反動を活かしやすい」
ってのに、似ている。
②オープンハンドが、90度以上に開いた角度になると弱い。
たしかに、その角度はカチ持ちに頼り過ぎていたようだ。
オープンにした方が、体幹を使うことが出来る。
また、不思議なことにオープンだと、①の動きがしやすい。
今まで、オープンは省エネやオープン向きのホールドのために鍛えていた。
が、カチホールドでも、オープンにした方が登れることがある!
という、オープンの攻撃力を知った。
上記①、②ともに、まだまだ試して学ぶことが多そうです。
具体的な講習内容
・ウォームアップ後に、ストレッチをすること
・オブザベーション練習
・ちょっと反動を利用した、足の移動
・反動ムーヴ(一瞬の引き付けをしていないことが、癖だった)
しっかし、本日のスタッフさんは教え方が上手かった。
帰り際の受付で、ちょこっと話しただけなのに、見返すとスゴイ情報量!
クライミングも、山も、周りを見渡せば先生だらけですねぇ。