10月10日(木)の夜は、ムーヴLv.1。
男性HYさん、男性STさんの2名。
<体幹が、かなり強いことが発覚したHYさん>クライミングは、パワーが重要です。
が、意味を誤解すると、激しく上達を遅くします。
鍛えるべき場所を勘違いしちゃうのは、勿体ない。
例えば
①「前傾壁は、腕力だ」という思い込み
→ムーヴ選択で解決すること以外にも、体幹でカバー出来るものが多い
(でも、腕力もある程度大事なんで、話が複雑なんですが)
②パーミングが抑えられないときに、「保持力が足りない」という思い込み
→体幹で上体を安定させること、効く方向にだけ引くこと、でカバー出来る。
というか、むしろ保持力は関係ないことすらも多い。
③「デッドポイントは、スピードが大事」という思い込み
→逆に、ゆっくり「フワッと」やった方が安定性が上がることも多い
④「悪いスタンスのときは、腕に頼るしかない」という思い込み
→半分正解だけど、掻き込みや体幹で半分は補える
<ブレない男、HYさん>
「パワームーヴ」と一言で括っても、
“パワー” = “保持力&懸垂力”
ではありません。
むしろ、保持力を「パワー」ってあんまり言わないですね。
今日で、誤解が少し解きほぐされると良いですね。
具体的な講習内容
・ネコ足(ちょっと反動を付けるパターン、踏み替えの練習)
・指の脱力(オープンハンド)
・姿勢(悪いスタンスなどで、体幹を実感してみる)
・デッドポイント
STさんは、体幹を実感出来たのと、引き付けだけでは反動が付けにくいことを理解できたのが、大きな収穫だったようです。