9月19日(木)は、昼と夜にムーヴ講習。
昼は、レベル0で女性SMさん。
夜は、レベル1で女性TZさん、女性HMさん、男性YZさん。
クライミングのグレードを上げるのに、最も決定的なのは「登る量」
だと思います。
その証拠に、三段やら5.14やら登るような上級者の方々は、大抵の場合は週4日とか5日とか登っています。
(どうせなら、本当に上手くて強い人を見た方が、真実があります)
そして、ジムで3時間登るにしても、1日岩場にいるとしても、登る量が多い。
もちろん、たまに週3日とか2日とかで強い人もいます。
登る量は少な目で、質で勝負という人もいます。
筋トレなどの補助トレーニングが充実、という人もいます。
全部、効果はあるんですが、強い人の多くはやっぱり多く登っている。
理由は、色々あると思います。
・クライミングは、ムーヴ主体のスポーツだから、テクニックが重要
・クライミングに必要な筋力などを、登ることで鍛えるなら、“クライミングそのものが、筋トレに向かない”ことも考慮して、数日登って1日休むくらいのペースが丁度良さそうだから
2点とも、奥が深いんですけどね。
で、量を登ろうと思っても、障害があります。
・故障しやすい
対策:
フォームを意識してみる
高負荷・中負荷・低負荷を使い分けてみる
壊しやすい課題は、避けてみる
・モチベーションが続かない
対策:
ムーヴなどのテクニックを意識する
登った量を記録してみる
仲間と楽しみながらやる
・量を登っている割には、上達しない
原因:
自分で思っているほど、登っていない
練習方法やテクニックを誤解している
つまり、
・グレードを上げるのは、練習量
・練習方法やテクニックの誤解を解くのが、ムーヴ講習
という感じで、使って頂ければと思います。
ムーヴ講習を交えた方が、練習量を増やすのも楽しくなりますよ。
具体的な講習内容
1コマ目:
・ネコ足、姿勢
・レスト中に、次の作戦を練る
2コマ目
・姿勢、ツイスト
・反動ムーヴを使う際の、胸の張りの利用
・実践本気トライ
HMさんが、5.10cをR.P.!
やっぱり、クラック講習やマルチピッチリードを目指すなら、5.10cぐらいは最低限登っておいた方が良いですからね。