5月15日(木)は、ベースキャンプにてジム講習。
クラックリード講習が、天気予報が微妙につき。
男性Sさん、男性YUさん。
今回の講習は、6時間でトレーニング的に。習得に、時間が掛かるシリーズ。
・ムーヴ講習
1回指摘されても、なかなか自力では癖が治らないモノです。
・ロープの畳み方
洗練を目指すと、1時間×10回くらい講習しても良いぐらいです。
・ジャミング
本当にバチ効きに感じるまでには、何回も掛かる人がほとんどです。
これは、もはや
「そういうモノなんです。教え方の工夫とか、覚えの善し悪しだけじゃなく、1回で分かる方がミラクルなんですって。」
と、思うようになって来ました。
それはきっと、考えた時間&試行錯誤した回数、に比例して習得するモノです。
1回で分かるモノって、たぶんチョットした工夫です。
10回くらい掛けて、習得するものが、本当に大事なモノなんだと思います。
「各項目ごとに、10回通って下さい」
なんて言いません(笑)。
でも、継続的に受けてくれる方にこそ“伝えられるモノ”、というのを感じています。
こちらも、腰を据えて構えられる気がします。
技だけじゃなくて、考え方、練習方法、みたいな概念が含まれるから、時間が掛かるのでしょう。
具体的な講習内容
<ムーヴ>
・ネコ足(足指を馴染ませる)
・指の脱力(掌を皮を馴染ませる)
・どちら手が主体のバランスかを、ハッキリさせる(中途半端は、良くないことが多い)
・体幹を入れやすい姿勢
<ロープワーク>
・ロープの畳み方
・懸垂下降の仮固定
<クラック>
・手、足に対して、決まっているか確認動作を行うこと