.5月28日(水)は、奥多摩にて読図講習。
この前夜、ランナウトにて、悲願の初5.11aをレッドポイントした、女性TZさん。
加えて、ドタ参加の女性MJさん。
読図講習の第一段階は、・尾根、沢
・コル、小ピーク
・コンパスの使い方
といった基本を総点検。
ただ、当塾の場合、バリエーションを目指す人が多いこともあって、一気に第二段階へ。
・バリエーション尾根の下降
を行います。
もちろん、私は黒子に徹しますので、相談相手はパートナーのみ。
で、これには色々トラブルが付き物。
・前半の講習をゆっくりやれば、バリエーションを下り始めるのが遅くなる
・尾根を間違えれば、急斜面に出くわす可能性あり
・判断に迷う状況なら、どんどんと夕暮れが近付く
<笑顔のイレブン様>
マルチピッチリード講習を受けている2人ですので、そのままヘッドライトで懸垂下降をして、切り抜けてもらいました。
読図講習としては、最終課題の出来はイマイチ(笑)。
でも、何とか切り抜けたサマは、ちょっとクライマーっぽかったです。
(特に、ロープワークに慣れて来たTZさんの手際が、なかなかカッコイイ。)
それと、MJさんが悔しさを露わにして、
「何とかリベンジして、このモヤモヤを晴らしたい!」
と、繰り返し言っていたのが、印象的でした。
最初は、上手く行かない人の方が、上達することも多いです。
そのモヤモヤをバネに、頑張って欲しいですね。
<ここまでは、割りと順調だったが>
<まさかのヘッデン下山>