2014年3月2日日曜日

運動神経は、頭脳である程度まで補えるらしい

2月26日(水)、27日(木)は、スキー練習にて奥利根。

初日、ランナウトの松本くんと。
2日目は、独りで。
クライミングを始めて3年3ヶ月、私は5.10aクライマーでした。

20歳前後の若者で、落ちるまで頑張った結果、5.10aが登れたり登れなかったり、という異例の運動音痴!
週1回以上ジムに来る人で、そんな人はまず見ません(笑)。

小中学校と、運動音痴の自覚があったので、
「クライミングなんて、才能のスポーツで、自分くらい才能がなけりゃ5.10cなんて一生掛かって登れるかどうかだろ。」
と、本気で思っていました。

が、ふとした拍子に練習方法の“考え方”が分かり、一気にクライミングが楽しくなりました。
<松本くんは、まだ不安定感が漂う感じ>

で、その際にやった練習方法の1つに、

ジムの5.8を

・ダイアゴナルのみで5回
・バックステップのみで5回
・正対のみで5回
・アウトサイドフラッギングのみで5回
・インサイドフラッギングのみで5回

という形で、ムーヴの型を練習。
<何故か、スケーティングが上手い松本くん>

ただ、根性でそれをこなした訳ではありません。

5回連続、ダイアゴナルのみで登る中で、

「ふーん、この足位置だと、あんまり楽じゃないなぁ。」
「あー、こういうときは楽なのかもなぁ。」

という具合に、ムーヴの特徴を理解していく楽しさを知ったから出来たんだと思います。

考えながらやると、ムーヴも、ちょっとは洗練されますから。
<私が、スクールで習ったことなどを、松本くんにも伝授を試み中>

で、このときのムーヴ解析が基礎になって、クライミング入門書を読むのも一層楽しく!

いや、かなり特殊な人間だとは分かっています。
ただ、スキーの練習って、まさにコレの繰り返しなんだろうなぁと、最近は思っています。

自分自身を実験台にして、ムーヴ講習しているような感じです。