恐いだけ？それとも、本当に危ない？

３月１３日（木）は、クラックリードが雨中止にて、振り替えでムーヴ講習。

女性HMさん。

本日のリードトライ中・・・

HMさんが、３クリップ目上の核心手前で逡巡。
迷った挙げ句、クライムダウンを開始。

そのまま、１クリップ目あたりまでクライムダウン。

が、そこには登りには問題ないけど、クライムダウンには厳しいムーヴがあった。

迷った挙げ句、落ちる覚悟でクライムダウンムーヴを勝負の一歩を繰り下げる。

結果は、フォール・・・。

「完登するために、どうせ落ちるなら、核心部で可能性あるムーヴやった方が良かったんじゃないですか？」
「そもそも、どこまでクライムダウンする予定だったんですか？」

と、聞いてみたら、混乱していました。

どうやら、リードで落ちるのが恐くて、それどころじゃなかったそうです。
普段のボルダリング練習でも、落ちそうなムーヴがあると、可能性のあるムーヴを試さずにクライムダウンしちゃうそうで。

本能に忠実にやっていると、ダメなのかな、と思います。

「恐い！」
と思ったときに、

「恐いだけ？それとも、ホントに危ない？」
と問い直す、心の習慣が必要ですね。


具体的な講習内容
・ネコ足（ネジネジやって、微調整）
・指の脱力（ホールドに指を馴染ませる）
・姿勢（体幹を入れる）
・実践リードトライ
5.10aを５便ほどで、再R.P.。
リードが久々だったこともあり、調子はイマイチだったようですね。

HMさんが落ちそうなときに冷静にムーヴを試せるよう、講習生仲間の皆さんも応援してあげてください。