3月23日(日)は、越沢にてマルチピッチ体験。
2週間後、マルチリード講習を控えた男性STさん。
(初のマルチピッチ)
2年前にマルチ体験を受けて、それからの成長を感じたいという女性ARさん。
(マルチピッチ2回目)
<マルチピッチ初めてながら、落ち着き払ったSTさん>
参加条件ギリギリの、
「ジムのリード&ビレイが出来る」
という人であれば、90%はガイド山行です。
セルフビレイの取り方、今後の流れくらいを説明して、あとは頑張って登るのみ。
<城ヶ崎で、懸垂下降には慣れてきたARさん>
その場合は、私がやっているリードの作業を理解してもらうのが、主目的。
<ルートファインディング練習中>
「ここから、どこを登ったら良いと思いますか?」
と、ルートファインディングすることです。
<2年前に苦労したピッチを、楽しむレベルで抜けられたARさん>
「どこに、プロテクションが効くのか?」
「行ってみて、ダメだったらどうする? → 別ラインに移動できるか?、敗退出来るか?」
といった予想を立ててもらいます。
<余裕のSTさん>
(越沢バットレス、三ツ峠などは、残置無視でも数多くのラインが取れるので、講習生によって考えるラインが異なります。)
で、そこをフォローしてみることが、本人にとっての答え合わせになるのです。
<ビレイポイントでも、笑顔>
でも、マルチピッチだと、やっているパーティを見かけません。
「リーダーも緊張して、ついつい急いで登りがち。」
「残置を使っていると、そもそもルートファインディング練習に適さない。」
ってのが、理由だろうなぁ・・・と。
<最終ピッチ>
フォローでも、主体性が出て、恐怖心も軽減します。
<カム回収が出来ず、STさんがロワーダウンで応援回収する場面>
それを、ちゃんと教えながら登ると、4時間近く掛かること・・・。
<無事に回収成功>
<アニメのキャラでも行ける?>
不思議な感じですが、世の中一般でもそうらしいですね。