3月29日(土)は、奥多摩の川乗山中腹にて、読図講習。
YZ夫妻。
ほとんどの講習生には、「もうチョット受けたら、もっと安全に、上手くなれるのになぁ。」
と見ている私です。
が、稀に逆パターンもあります。
つまり、講習割合が高すぎ。
具体的なデメリットとして
①講師に見られている、というバックアップに慣れてしまう。
で、自分で行くときの判断がしにくい。
例えば、講習中でのみ、本気トライをするというのも一例。
②講習の費用対効果が下がる。
3回は自分で登って、1回を習うぐらいが、
「えー、そうだったんですか!?」
という発見があります。
③講習1回に掛けるモチベーションが下がる。
数ヶ月に1回しか申し込めない人だと、雨でも決行したいぐらいになります。
まぁ、講習内容によっては、私から止めますが(笑)。
④講習以外のクライミング・登山で、頑張るタイミングが無くなってしまう。
講習は、アドレナリンが出るので、それ以外は息抜きみたいになりがち。
目安として
・ムーヴ講習
最大で、4回ジムに行くうちの1回
・ジム、岩場、クラック、マルチピッチなどの、各種リード講習
とりあえず、卒業までは連続受講がオススメ。
補習に関しては、数回を自力でやってみて、再度受けに来ると質問が沢山出来たりして勉強になる。
という感じです。
登山講習も、原則は同じ。
基本が分かったら、経験を数回して、1回補習ってのをオススメしています。
YZ夫妻は、来月から原則は月1回の受講とお願いしました。
少なくとも無雪期は、講習よりも経験、という割合でガンバです!
本来的には、相当優秀な夫婦なんで、その頻度で1年後に伸びているんじゃないかと思いますよ。