2014年3月2日日曜日

グレードが近くても、教えることはあるパターンも

2月28日(金)は、夕方と夜の2コマ共に、ムーヴ講習Lv.1。

1コマ目は、YZ旦那様。
2コマ目は、春にマルチピッチリード講習を受け始めたところで海外出張に行って、ようやっと帰国した男性Hさん。
<「講師の8割の実力を得るまでは、講習に意味がある」という仮説のもと、講習頻度トップを行くYZさん>


さて、今回は2人ともジムボルダーで3級程度を登るそうです。

実際、YZさんが講習前にボルダーしているのを見たら、

「まだまだ力押しだけど、平均グレードは1つくらいしか変わらないなぁ。」

という印象。
<講習で、5.12aのR.P.トライをやる日が来ようとは(笑)>


「講習することなんて、そんなあるかな?」

っていう一抹の不安は、ありました。

でも、結構あるもんですねー。
<ハングドッグ中>

今回、見付けた改善すべき点だけでも、

2人とも“あと数回”は教えることがありそう。

※一度に教えても、結局は理解できない
<Hさんも、結構強い>

しかも、実際はその講習をしているうちに、
「あー、これも治した方が良いな。」

と、気付いたりします。

実際、YZさんは先日のクラックリード講習を補習している際に、

「次にムーヴ講習のチャンスがあったら、これを治してもらおう。」
と、決めているモノがありました。

(ジムの方が、教えやすいものだったので、その時は触れず。)
<Hさんは、5.10台のオンサイトトライの中で、反省点を講習>

グレードが近くなってくると、有効なアドバイスが出来る確率は下がるものです。

でも、
「意外と、治して欲しいところは多いもんだなぁ。」

と再確認した1日でした。


具体的な講習内容
・体幹を休めるか、保持力を休めるか?を選択する
・胸を向ける方向で、荷重する方向を変える
・次のホールドを取った時点で、そのホールドが効く向きで取る(YZさんのみ)
・踏み替え練習
・R.P.戦略について、色々と(YZさん)
・レストポイントで、足位置確認(Hさん)
・クリップ戦略について(Hさん)

なぜか、2人とも踏み替えが苦手。
なんで共通なのか、理由も分析したくなるのは、私の習慣。