9月13日(土)、14日(日)は、引き続き湯川にてクラックリード講習。
1日目は、男性ONさん、新規男性STさん。
2日目は、女性MTさん、男性OGさんのペアと、新規女性SDさん。
<ジャミングの仕組みを理解しよう>
講習で使う5.8は一本しか無く、あとは5.9以上。
そして、カムセットもやや難しいものが多く、さらにルートも10m以上あるものが多いです。
<デゲンナーの裏にある、今井くんが掃除したクラック>
ルートの長さも、10m位のものばかり。
昨年まで、湯川での講習に挫折感を覚えて、城ヶ崎シーズンを待つ人も多かったです。
<個人で来ていてARさんが、台湾坊主をフラッシュ成功するところ>
たぶん、理由は
①このブログや、卒業生からの情報で、湯川に来る人は覚悟を決めている
②ボルダー練習、地上でのカムセット練習などに、講習の半日を掛けることにした
(湯川のルートが長いため、講習生のクライミング体力消費が激しい・・・)
<で、それを見守るMJさん、NMさん、KSさん>
「今日のうちに、このぐらい出来て欲しいな。」
という思いは、なるべく頑張って捨てることにしました。
「前回より、伸びていれば良し」
と思っていれば、気長でいられます。
<デゲンナーをトップロープで完登!>
「何日ぐらいでは、卒業したい・・・」
と、講習生の方から思うもの。
<同じくデゲンナー完登を、小躍りするほど喜ぶONさん>
ただ、焦って覚えよう&教えようとすると、かえって時間が掛かるみたいなんです。
「1日に、これ以上教えない方が、かえって定着しそうだな。」
という判断も、同じ話ですね。
「気長にやる」というのは、お互いにとってストレスもあると思います。
でも、やっぱり効果があるなぁと感じています。
具体的な講習内容
1日目
・テーピングの巻き方(STさん)
・ハンドジャムの練習
・フィンガージャムの練習
・ジャミングの圧力を抜かないように引き付けるムーヴ練習
・地上でのカムセット練習
・トップロープでの本気トライ
2日目
・テーピングの巻き方(SDさん)
・ハンドジャムの練習
・ジャミングの圧力を抜かないように引き付けるムーヴ練習
・地上でのカムセット練習
・疑似リード(各自1本)
・実践リード(OGさんのみ、デゲンナーR.P.)
<地上でのカムセット練習>
<デゲンナーをR.P.した、OGさん>