9月23日(火)は、岩場リード講習にて小川山。
女性HSさん、男性ITさん。
今回で、HSさんは岩場リード講習を卒業です。卒業というのは、「教えることが無い」という意味ではありません。
「だいたいの危険も見えて来た頃だし、そろそろ自力で岩場に行ってみても良いと思いますよ。」
という、私の見立てです。
今回の場合は、ボルトルートに限って!
あとは、10月にはクラックリード講習も予約してあります。
こちらは、岩場リード講習を終えているだけでなく、
新参加条件
・ボルトルートの5.9以上を、3本オンサイトしていること
を満たしてもらいます。
ただ、実際には本日の講習中に、HSさんは2本の5.9をオンサイト!
あと1本は、個人で岩場に行ったときに達成してきてください。
こんな風に、すぐにでも次のクラスへと進む講習生は、少なくありません。
クライミングの幅を徐々に広げるんではなく、最初っからマルチピッチや沢登り、アルパインが目標だからでしょうね。
実際、ボルトルートのオンサイトは5.10aそこそこでも、クラックやマルチピッチを楽しむことは、十分に可能だと思います。
ただ、グレードだけじゃない、リードの本気トライ慣れみたいなものは、マルチで重要だと思います。
ですから、友達と岩場経験を積むのは、これから頑張って欲しいですね。
具体的な講習内容
・ヌンチャクの向き(ウィップラッシュ現象)
・終了点作業の練習(結び替え、立木での懸垂下降)
・実践本気トライ
オンサイト狙いルート、ハングドッグになりそうなルート
ITさんとは、10年来の繋がりです。
なかなかコンスタントに登れないのが悩みですが、さすがに年々上手くなってますね。
10年前のような、溢れる若さはないにしても。
クライミングとは、やはりテクニック主体のスポーツなんだなぁと思います。