11月16日(日)は、マルチピッチリード講習にて、三ツ峠。
男性IKさん、男性SRさん。
<オブザベ>
なので、今回でマルチピッチのリードは2日目。
<テーピング>
で、先輩が
「このピッチなら、登りも簡単だし、ビレイ点作りも分かりやすいし、時間掛かっても下山できそうだし。」
と判断したピッチで、
「リードしてみる?」
と言われてトライします。
<1P目から、渾身のリード>
「今度からは、自分でライン取り、ビレイ点の見込み、時間配分も計算しないとな。」
と考えて、色々な判断を頑張るようになります。
<今回の花形ピッチとなった、2P目を行くIKさん>
「やっぱ、そうやって成長できる人は、一部なのかも・・・。」
と思わされます。
<青ロープが、テラスに引っかかっちゃったけれど、もう直せない>
「時間が掛かり過ぎたから、次回から、もっと急いで登らないと。」
とか
「次回は、核心部もリードしたいんで、ジムでどのくらいのグレード登れたら良いんだろう?」
という感想になります。
これはこれで、将来的な目標ではあるんですが。
<一直線の場合は、ヌンチャクで延長しても、ほとんど意味がない>
「本来は、もっと色々な先読みとか、リスク想定とかをしながら登んなきゃダメだったんだよな。」
「でも、今回は登ることにイッパイイッパイだったのは、仕方なかった。次回、気をつけよう。」
といった、具体的な反省があるとベストです。
プロテクション戦略でも、ビレイ点でも、ロープの流れでも、ギアを落としそうになったことでも、何でも構いません。
<ビレイ点作りも、渾身>
確かに大きなテーマなんですけど、大きすぎちゃって反省としては具体的じゃないんですよ。
<意外と本気トライになった、3P目>
そこでは、
「もっと、こうすれば良かった!」
と、毎回毎回痛感して欲しいのです。
<フォローで、1テンを喫する直前のIKさん>
そうすると、最初の数回は、1日に数ピッチしか進めなかったりもします。
けれど、毎ピッチが濃い反省の連続です。
これって、結構良い練習方法だと思うんですよねー。
<やっぱり、ビレイも渾身>
だから、講習で急かす意味は、やっぱり無いのかなと。
<トップアウト間近>
その分、岩場選びは難しいです。
最近は、ミズガキの人の少ないエリアを探訪したり。
今回も、11月なら土日でも空いてると見込んで、三ツ峠。
その分、やっぱり寒かったです。
<三ツ峠らしい高度感>
私も、その直観を信じて、待って待って待ちまくりますよ。
<富士山を望む>
登れなくても良い経験とはいえ、やっぱりトップアウトできて何よりでした!
<岩場終了!>
けれど、マルチは高度感や達成感も、醍醐味ですからねー。
なんせ、楽しくないと頑張り続けられないでしょ。
<三ツ峠の山頂にて>