11月10日(月)、11日(火)は、自分のクライミングにて湯川。
今井くんと。
<掃除開始>
・月影の騎士(5.10c)
・黄昏の舞姫(5.10b)
そこには、△の印が付けられ、「再掃除が必要」という意味だと注釈されています。
<「月影の騎士」の終了点>
湯川の人気ルートが一段落付いたという方、小川山が雨転戦のときにでも登ってみる価値はあると思いますよ。
<掃除慣れした今井先生>
雲行きやら前日の濡れが怪しいので、湯川へ転戦。
そこで、今井先生から
「この辺には講習に使えそうなハンドクラックが埋まってて、この辺には5.11になる可能性があるクラックが埋まってて。」
と、レクチャーを受ける。
<3時間経過>
ただ、内容も見栄えも、掃除してもデゲンナーには及ばなさそう、という結論に至って、掃除は見送り。
難しくなりそうな2ラインを、掃除に取り掛かります。
私も、登りながらナッツキーで土をほじったりするのは、しょっちゅうです。
ある程度は汚くても、オンサイトクライミングは楽しいので。
が、上から回り込んで、懸垂下降しながら本格的な掃除は初体験。
ナッツキー、ハンマーを腰に下げるのは当然。
今井先生から、ブラシの大中小の3個セット、ユマール、グリグリを借りて、レッツスタート。
<2日目は、ラプター(5.8)でウォームアップ>
で、格闘すること6時間。
2本とも、登れるレベルにはなりました。
ただ、この時点でヘッデンだったので、登るのは翌日に持ち越し。
<黄昏の舞姫>
2人とも、既成ルートだなんて気づいていなかったので、掃除した本人が初登するっていうマナーを守って、帰りの車で名前やらグレードやらを相談。
<月影の騎士>
まぁ、個人的に初登じゃないのは全然構わないんです。
完全に、初登気分で楽しめたので。
むしろ、トポに載っている分だけ、こうやってブログで場所を説明するの楽になったというメリットも。
<今井先生でも、プロテクションは多めになるシンラック>
・月影の騎士(5.10c) 掃除:今井先生 体感グレード5.11b シンクラック主体
・黄昏の舞姫(5.10b) 掃除:私 体感グレード5.10c シンハンド~フィンガー主体
月影の騎士は、フラッシュさせてもらいましたが、相当渾身のクライミングでした。
黄昏の舞姫は、掃除初心者の私の仕事なんで、まだ結構土っぽいです。
あとは、一雨降って砂が落ちるとか、再登者が沢山出るとかで、段々マシになると思います。
<フラッシュトライながら、渾身の私>
カムやナッツも、前進用のものばかりを活用しますので、ビビりの私なんぞ固め取りの連続。
テレポーテーションやサイコキネシスじゃ物足りないくらいの方に、オススメです。
十一面末端壁のつもりが、転戦してきちゃったときなんか、良いと思いますよ。
<20mというスケールも、湯川にしては長い方>