11月19日(水)は、1コマ目でムーヴLv.0。
新規の女性OGさん。
2コマ目で、ムーヴLv.1。
女性WNさん、男性SRさんという、マルチピッチリード講習中の2人。
<まだ、1人でジムに行くことに抵抗があるとのこと>
壁にピッタリと上半身を付けてしまうと、下に引くための力が入れられないものです。
本日は、これが1つのテーマだったんですが、文章でこれ以上突っ込むとドツボにはまりそうです。
<下半身はスタンスに乗れているが、上半身は壁から離している>
例えば
①クリップしやすい
ヌンチャクに正対すると、とてもやりやすくなる。
②オブザベーションしやすい
よく見える
③足の移動がしやすい
懐が大きい
ただ、上半身も壁に付けると、その分だけスタンスに体重が乗ります。
だから、無意味って訳じゃなく、そうした方が良い場合もあると思います。
でも、下の写真はどうでしょう?
<申し訳ありませんが、失敗例がここに!>
・肘は上がって、ホールディングしにくそう
・レストしているけれど、先のホールドのオブザベ、スタンスの確認もしにくそう
・この態勢で行ったクリップも、苦しそうだった
・このあと、このまま足上げをして、苦しそうだった
という3重苦、4重苦。
難しいんですけど、壁に近付きゃ良いってもんでもないんですねー。
<見事に5.10cを完登して、内容もナイスでした!>
1コマ目:
・ダブルチェック
・トップロープの弛ませ具合
・1手1手レストしながら登る練習
・オートビレイの使い方
・徐々に難しいルートにチャレンジ
2コマ目:
・足の馴染ませ方を洗練
・ホールディングの馴染ませ方を洗練
・肘をホールドの向きに合わせること
・壁から上半身を離すメリット
・実践本気トライ
SRさん:5.10cのオンサイトトライで、あと2手でフォール
WNさん:同じく5.10cを、見事R.P.!
・リードのビレイの弛ませ具合
・クリップで目一杯たぐるときの、ビレイの繰り出し
・骨盤を離しても、体幹は入れられること
マルチピッチリード講習で、若干のクライミング能力不足を感じての2人。
今後も、ときどき受けて、日ごろのジム練習の刺激にしてくださいませ!