2013年11月18日月曜日

ロープの畳み方は、奥深い

11月15日(金)は、クラックリード講習が雨中止にて、ムーヴ&ロープワーク講習。
男性Sさん、男性YUさん、女性HMさんの3名。
ロープの畳み方を見ただけで、
「どのレベルの経験者か?」

が、ある程度分かってしまいます。

丁寧で、かつ素早い → 熟練者だろう
ちょっと雑だけど素早い → 普段からロープを使っている、場馴れした人だろう
丁寧で、遅い → 慎重なクライマーだろう
雑で、かつ遅い → 初心者に違いない
単純に、マルチピッチやバリエーションで、頻繁にロープを畳むので、慣れて来るというのもあります。
だから、素早い人は慣れているハズだと。

さらに、ロープの畳み方には、
「ロープを、如何に絡ませないか?」

というエッセンスが詰まっています。

だから、マルチでロープを絡ませないよう、丁寧に扱える証拠でもあるのです。
初心者のうちはジムでロープを絡ませていても、悲観することはありません。
ロープワーク講習で、毎回のようにロープの畳み方ばかりをやっていても、大丈夫です。

なんせ、ガイドの先輩で、
「ガイドは、毎日ロープを畳め!」

という教えを説く人もいるくらいですから。

(私も、毎日じゃないです。ただ、出発前夜、家で畳み直すこともあるので、週4、5日くらいかな。)


具体的な講習内容
①ムーヴ
・ネコ足(爪先で握る、ちょっと反動を付けて移動する)
・反動ムーヴ
・姿勢
・実践本気トライ(1人につき、1トライ)

②ロープワーク
・ロープの畳み方を洗練
・ロープの背負い方
・ショートルートの終了点作業を洗練