2018年2月5日月曜日

岩場からジムへのフィードバック

2月3日(土)、4日(日)は、岩場リード講習にて、湯河原。
1日目が、男性STさん、女性ODさん、男性HWさん、新規男性HNさん。
2日目が、女性Mさん、女性ISさん、女性MKさん、男性SDさん。
<前日までの雪が少し見える>

湯河原のような傾斜の緩い岩場では、足置きに関して考えさせられることが多いと思います。

で、今まで以上にスタンスと足裏のフィット感を意識した様子の皆さん。
<おたまじゃくし>

1人の講習生から、帰り際に質問。
「ジムでも、気をつけていれば、この感覚(足裏感覚)は養われますかね?」
もちろん、養われると思います。

ただ、岩場の中でも傾斜の緩いルートにおいて、特にその有り難みが感じやすいのは確かです。
<擬似リード>

一方で、ジムにある割とスタンスの良いルートでも、足を丁寧に置くに越したことはありません。

ただ、スラブっぽいルートに比べて、「意識しないよりは微妙に楽な気がする。」という程度の有り難みしか得られないかもしれません。
でも、「そうは言っても微妙に楽だな。」と私は思います。
<STさん>

岩場とかジムとか、そういう括りを無しにして考えても。

足置きが超重要なルートと、足置きが丁寧に越したことはないけど他にもっと大事なこと(シークエンスとか、クリップのタイミングとか)があるルート、ってありますよね。
<ムーヴ練習>

話を戻すと。

岩場で最重要なことも、ジムでは「ほどほど大事」くらいにランクされることもあります。
でも、意識を高めるには良いチャンスですよね。
<まだビレイは、力み気味?>

実践本気トライ
1日目
STさん:フック船長(5.10a) O.S.。ただし、安全上に課題残る。
ODさん:フック船長(5.10a) 2トライして、1テン。惜しい。
<SDさんのフック船長>

2日目
SDさん:フック船長(5.10a) O.S.。
MKさん:フック船長(5.10a) 再登。
ISさん:アブラカダブラ(5.10a) O.S.。
Mさん:アブラカダブラ(5.10a) 数回のフォールにて、トップアウト。ライン読みを外したのが悔やまれる。
<Mさんの本気トライ>