スポーツクライミングで、リハーサル後の最終的な完登(レッドポイント)を目指す場合、登れそうなのになかなか登れないことがあります。
ロープを張ってブラ下がることを"テンション"と言いますが、途中で1回落ちるのをワンテン(1テン)、2回落ちることを ツーテン(2テン)、テンション掛けまくりのことをテンヤマ(テン山)なんて言います。
ワンテンは一般的には惜しい状態なんですが、ワンテンから完登が案外遠かったりも・・・。
それが、あまりにツラいときは、ワンテン地獄なんて言います。
僕も、今やっているチリコンカーンというルートで、初日にツーテン。
そして、ワンテン状態3日目になってしまいました。
いやはや、悔しいやら情けないやら、嫌になりそうなところを踏みとどまっています。
具体的なルート
1日目
・ピーターパン(5.10b)
アップ
・チシャ猫(5.10d)
アップ
・チリコンカーン(5.12b)1便目
ワンテン
・2便目
非常に日当たり良好。ヌメヌメでムーヴすら出来なくなった。
・3便目
夕方まで4時間ほど待ちに待つ。我ながら惜しい。
2日目
今日は、待つのに飽き飽きしたので、後半はトレーニングの方向で。
・ウッドペッカー(クラック、5.9)
アップ
・風に吹かれて(5.11a)
アップ
・チリコンカーン(5.12b)1便目
ワンテン
・2便目
かつて、最高に惜しい
・3便目
さらにさらに惜しい
・赤道ルーフ1P目(5.10b/c)
終了点前に、完全フェイスムーヴになってしまい、カムがブラインドセットに。
諦めてテンション。
回収は、トラバース混じりで大変なので、自分でトップロープでフォロー回収。
・赤道ルーフ1P目
トレーニングだと思ってR.P.。ブラインドセットにならないムーヴもありました。
そして、フォロー回収。
自分の弱さに飽き飽きする反面、モチベーションは上がってきました。
頑張らなくちゃ。