2012年1月23日月曜日

足尾、松木沢黒沢でアイス

1月22日(日)は、牛社長の付き人。
この企画、講習でもガイドとも言い切れません。
それどころか、当日までどこに行くか知らされないミステリーツアー。

ただ、易しめのアイスクライミングに行くということだけは定例化してきているので、装備の準備だけは楽になってきました。
僕は、無心の黒子と化して付き人になり、ときにはリードするのみです。
さて、本日は足尾銅山で有名な足尾。
一度はハゲ山になってしまったものを、現在は植林しているそうです。

以前も、雪の無い時期に歩きに来たことがあります。
ハゲ山の雰囲気も、そこに至る足尾銅山の歴史も相まって、あまり明るい気持ちになれない山域です。
さて、本日は初心者ゲレンデの松木沢の黒沢に行ってきました。
本当ならロープ無しでも登れそうな滝でロープワークをしていたり、トップロープで初アイスを堪能していたり。

なんだか和気あいあい。
栃木クライマーのホームゲレンデ、と言った雰囲気です。

おかげで、足尾に対する個人的なイメージもちょっとアップしました。
今回も、我々は適当なところで切り上げて、早々に下山。
夕方まで頑張ってる初心者さん、その先輩には、心の中でエールを送りました。
具体的な行動
前日のうちに足尾の国民宿舎かじか荘へ。

6:50 宿を出発
7:40 ゲート下の駐車場を出発
9:20 黒沢出合

F1は、ほとんど歩きで通過

F2は、先行パーティがベルグラと格闘するも敗退している。
どうやら、かなり悪いようだ。
そこで、我々は右から高巻き(体感Ⅲ級、45m。20mの懸垂)

続くF3は、ベルグラ状のナメ滝。ただ、結構厚いベルグラで、アックスを刺す分には快適。
(体感Ⅳ級マイナス、50m。ただしスクリューは全て浅め。)
ナメ滝なので、前日の降雪を払い落としながらの地道な前進。

12:30 下降開始(黒沢は、まだ上にも続いているが)
15:15 駐車場
前日が大雪っぽくて、ほとんど敗退のつもりだった割りには、行動できた一日。
付き人としては、ボチボチでした。