5月15日(水)は、小川山の大貧民ルートにて、マルチピッチ体験。
高崎の女性HMさん、東京の女性HMさんの2名。
高崎のHMさんは、クライミング自体を始めて1年弱。ほとんど、当塾で始めたようなものです。
ロープの畳み方から、ムーヴ、セルフビレイの取り方まで、
「へー、そうなんですか」
という初々しさです。
一方、東京のHMさんはクライミング歴がチョット長そう。
ロープの畳み方1つとっても、
「あー、なるほど。だから私は今まで汚かったのか。」
ムーヴ1つとっても、
「こんなに、自分の癖を指摘されたことはないです。」
全体的に、
「基本を知ると、今までボンヤリと知っていたことが、色々分かってきて楽しい!」
というスタンス。
<1ピッチ目のクラック>
ムーヴ講習と同じで、経験を整理するために講習を利用しているような感覚です。
<ルート中盤のスラブ>
そんな2人の感想も、経験そのまま。
高崎のHMさん
「小川山は、景色が良くって楽しいです。」
「キャンプも含めて、登るのが楽しいですね。」
「登りも、色々出てきて面白かったです。」
<意外と余裕で、穴抜け成功>
東京のHMさん
「連れて行ってもらうだけでなく、ロープワークの基本が整理された感じがして、とても楽しかったです。」
「スラブ、クラック、チムニー、と色々なものが要求されて楽しいです。」
「ネコ足を知ってから、岩場が怖くなくなったんですよ。」
などなど。
<高崎のHMさんは、穴抜けにメチャクチャ苦労>
リアル初級者と、経験はあるけど初級レベルから抜けられない人。
講習生も、大きくこの2つに分けられます。
でも、後者の人は、何を講習しても覚えが早いから大丈夫ですよ。
経験は、のちのちに活きて来ますから。
<穴抜けを終え、空を歩くような最終ピッチへ>
<女性らしい、拍手での完登シーン>
小川山は、やっぱり良いところですね。
<今日も、景色は最高!>
<懸垂下降は、ちょっと恐い>
具体的な講習内容
・スリングの収納方法
・アルパインクイックドローの作り方
・ギアラックの整理方法
・カムの回収方法
・コールあり、コールなしの流れ
・実践マルチピッチ(下降も含めて4時間弱)
・ロープの畳み方(通常の方法、背負う方法)
・カウテールの作り方
・ムンターヒッチ(ATCを落とした場合の懸垂下降方法)
・クローブヒッチ
<余った時間で、ロープワーク講習>