2014年3月30日日曜日

講習頻度の調整お願い

3月29日(土)は、奥多摩の川乗山中腹にて、読図講習。
YZ夫妻。
ほとんどの講習生には、
「もうチョット受けたら、もっと安全に、上手くなれるのになぁ。」

と見ている私です。

が、稀に逆パターンもあります。
つまり、講習割合が高すぎ。

具体的なデメリットとして

①講師に見られている、というバックアップに慣れてしまう。

で、自分で行くときの判断がしにくい。

例えば、講習中でのみ、本気トライをするというのも一例。
②講習の費用対効果が下がる。

3回は自分で登って、1回を習うぐらいが、
「えー、そうだったんですか!?」

という発見があります。
③講習1回に掛けるモチベーションが下がる。

数ヶ月に1回しか申し込めない人だと、雨でも決行したいぐらいになります。
まぁ、講習内容によっては、私から止めますが(笑)。
④講習以外のクライミング・登山で、頑張るタイミングが無くなってしまう。

講習は、アドレナリンが出るので、それ以外は息抜きみたいになりがち。
目安として

・ムーヴ講習
最大で、4回ジムに行くうちの1回

・ジム、岩場、クラック、マルチピッチなどの、各種リード講習
とりあえず、卒業までは連続受講がオススメ。
補習に関しては、数回を自力でやってみて、再度受けに来ると質問が沢山出来たりして勉強になる。

という感じです。

登山講習も、原則は同じ。
基本が分かったら、経験を数回して、1回補習ってのをオススメしています。

YZ夫妻は、来月から原則は月1回の受講とお願いしました。
少なくとも無雪期は、講習よりも経験、という割合でガンバです!

本来的には、相当優秀な夫婦なんで、その頻度で1年後に伸びているんじゃないかと思いますよ。