2014年8月11日月曜日

ロープワーク講習は、早い時期からチビチビと

8月9日(土)は、雨にてストーンマジックにてロープワーク講習。

もともとの、クラックムーヴ講習予定の方は、誰もいらっしゃらず。
男性HYさん、女性ARさん、新規の女性MDさんの3名。
<ロープ背負って、お出かけ>

1日に覚えられる限界量、ってのがあります。

特に、ロープワークのように、
「本当は、あれも、これも出来て欲しい。」

と思うことが多い講習では、お互いに強く意識すること。
<登り返しの復習をするHYさん>

例えば、ロープを畳む練習だって、

1回の講習で、
「一定レベルまで、教え切りたい。」

っていう、気持ちはあります。

でも、そんなに教えても、次に来たら忘れているんですよね。
<ショートルートの終了点練習も、まだまだ勉強になる2人>

ある講習生が、こんなことを言っていました。

①自分の実体験、不安を感じているトラブルを質問したことは、よく覚えている。

②石田さんから

『~~って場合もあるから、・・・・にしておいた方が良いですよ。』

と言われたことは、納得しても、結構忘れる。
<簡易の引き上げシステムを試す2人>

ってことは究極・・・
本人が、①の状態になるまで待つべし。

講習の理想は、その状態を起こすような講習課題を出すことなんでしょうね~。

血の通った知識を得るには、時間が必要みたいです。
<フィンガージャム練習>

だから、マルチピッチを目指す人には、早い段階からチビチビと御参加いただくことをオススメしています。

ロープワーク講習では、色々な課題や反復練習で、考えるチャンスを提供しますので。


私の経験上、
「頑張っても、短期間に覚えることが出来ない!」

ってものなんですよ~。
<肘が痛いので、クラックは無しのHYさん>

具体的な講習内容
・ロープの畳み方を洗練(ARさん、MDさん)
・ロープの背負い方(ARさん)
・ロープを肩に巻く方法(HYさん)
・終了点作業の練習(ARさん、MDさん)
・懸垂下降の仮固定(ARさん、MDさん)
・懸垂下降のバックアップ(ARさん、MDさん)
・遠い立木から延長したビレイ点を作る方法(HYさん)
・登り返しの復習(HYさん)
・3分の1引き上げシステム(HYさん)
<フットジャム限定で、なんと完登を果たしたARさん>